Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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BLESS / L'Arc-en-Ciel
2010年 02月 02日 (火) 16:14 | 編集

" BLESS " / L'Arc-en-Ciel

 36thシングル。ラルクのバラードということで"あなた"、"Pieces"、"瞳の住人"の系譜となる壮大なものになっている。でもtetuya(未だにこの呼び名に慣れない)曲ほど甘くなく、ken曲ほど特異な楽曲でもなく("叙情詩"など)、比較的ストレートなのがhyde曲らしい。3月にはメンバーそれぞれの楽曲を分けたベストが出るということだけど、しかし本当に「次は誰の曲なのか」なんていうことに注目するバンドはこのバンドぐらいだなぁ。
 最近の彼ららしく、音が凄く柔らかい。エレキギターが主張するのは後半になってからで"Pieces"ほどノイジーではなく、アコギやオーボエが前面に出される優しい仕上がり。あくまでも「オリンピックらしく」ということであまり冒険できなかったと想像できるが、こういう場面で望まれたものをポンと出せるのがラルクの強みかと。そりゃあオリンピックに"花葬"みたいなダークな楽曲は合わないしそこを突いても仕方ないと思うので、単純に彼らの新曲が出たということを楽しんでおこうかな。もっと濃いものは今後期待ということで。でも歌詞的には十二分に彼ららしくて安心した。「君へと夢は今目の前で煌めいてる 花弁の舞降るような雪が祝福した」だもんなぁ、相変わらず耽美でファンタジック。やはり本質的に世相に影響されることはないんだな、彼らは。オリジナルアルバムはまだ先だろうけど首を長くして待っていよう。

( 2010 , Single )


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Callin' / Dragon Ash
2009年 08月 19日 (水) 06:30 | 編集

" Callin' " / Dragon Ash

バンド史上初めて「重大に」発表された配信限定シングル(重大って言うからステコー復活
とかTMCを期待して、肩透かしを食らった・・・)。フェスだとかライブを意識して制作されたよう
だ。ドラゴンアッシュには珍しいトロピカルなギターに導かれながら大らかさを表現し、パンキッ
シュで西海外的メロディーが響くサビへと移行するという最早お家芸のような楽曲。なんとなく
今のドラゴンアッシュが作る"百合の咲く場所で"っていう感じがしないでもない。あの焦燥感
は全くと言って良いほど無いが。ラテン/サンバビートあり、ディストーションあり、大サビありと、
"Freedom"に入っていても全くおかしくない。というわけで進化も無く、既聴感たっぷりの残念
な出来ということで。う~ん、なんでこんなにつまらないバンドになってしまったんだろうなぁ。
"INDEPENDIENTE"の時は本当にここまで来たか!という感慨があったし、"Freedom"発売
前までは本当に一番好きなバンドのひとつだったのに。今年見たライヴも全て完全燃焼できな
かったし。音楽性再編を切に願う。

( 2009 , Single )
New Divide / Linkin Park
2009年 06月 24日 (水) 04:49 | 編集
linkinpark_newdiveide.jpg
" New Divide " / Linkin Park

リンキン・パークがまたもやトランスフォーマーがらみの楽曲を制作。1作目のときは挿入歌
という形で"What I've Done"が採用されただけだったが、今作は「トランスフォーマー/リベ
ンジ」に書き下ろした正真正銘の新曲。モダン・へヴィネスを軸にしながら、インダストリアル
へと展開して行くも、結局はメロディーが一番前に出るという実に彼ららしい楽曲。ただ、前
作の流れを引き継いでいるのも事実で、前作が未だに好きになっていない自分としてはう~
んといった感じ。もう少し言うと、やはり音がスカスカというか生バンドとしておぉ~!と思うと
ころまで至っていないな、と。リンキンといえば、初期においては音のミックス具合と取捨選
択具合が完璧だったわけで、それが最早方程式と呼べるまでだった。でもそれを解体した
前作がパワー不足というか代わるものを見つけられなかったという認識でいて、今作もそれ
は見つけられない。目下ニュー・アルバムを制作中という事だが、果たして新しいリンキン・
パークの表現が生まれるかどうか、それに注目。

( 2009 , Single )
Alright! / Superfly
2009年 06月 18日 (木) 08:13 | 編集

" Alright! " / Superfly

ストリングスなんかも入れちゃってバラード大作であった"My Best Of My Life"もあれはあれ
で好きだけれど、スーパーフライはやっぱりこっちですよね!って言いたくなるような楽曲。これ
ぞロック的だと言えるギターのフレーズに、骨太なサウンド、伸びやかな歌声と、実に外しがな
い。"マニフェスト"直下というか実に自分のツボに嵌ってくるわけである。そして今作を聴いて
凄いと思ったのは、やはりサビの「ナ~ナナ~」であり、「オーイェー!」である。普通巧いと言わ
れている歌手って、音程にどれだけ沿っているか、綺麗に歌うかみたいなところで評価されてい
るんだけれども(殊、カラオケ文化が大衆化しているこの国では)、この人の歌はその一声で表
現になってしまうのだ。これは真似しようがないし、こういう歌い手って言うのは実に希少。アル
バムを期待して待ちたい。1stよりもよりロックに突き抜けてほしいというのが願望。

( 2009 , Single )
nord / 坂本龍一
2009年 05月 07日 (木) 18:19 | 編集

" nord " / 坂本龍一

いきなり私事で恐縮だが、自分は札幌に実家がありまして。だから雄大な大地だとかでっか
いどう!なんて言葉にはアンテナが張っているというか、聞いただけで実家を思い出す。同様
に「ホクレン」なんていうのも非常に馴染みがある言葉(本州の人は分からないだろうなぁ)。
そんなわけで今作は教授によるホクレン農業協同組合連合会のTVCM 「大地のいのち」タイ
アップ曲にして北海道地区限定CD。環境問題などの取り組みで意気投合したホクレンと教授、
そして北海道の印刷会社プリプレス・センターが共同となって制作された。糊を使っていない
CDケースのお洒落さなんかは北海道限定じゃもったいないほど良いもの。
で、音楽の方も実にCMらしく軽やかで明るいものになっている。ふわっと足が軽くなるような
そんな気分にさせてくれる。うん、北海道って雄大が強く推されすぎているけど、こういう身が
軽くなる空気感って言うのもあるんだよねー。映像と絡めて見ると、実に北海道というのが
出ていると思う、見事。あー北海道で上手いもんが食べたくなってきた・・・ってなんだか日記
みたいな文章になってしまったな。

( 2009 , Single )

-関連ページ-
commmons Special 「nord」特集
WILD/Dr. / 安室奈美恵
2009年 04月 03日 (金) 01:58 | 編集

WILD/Dr. / 安室奈美恵

安室奈美恵という総合プロデュース演出というかクリエイト集団というか、そういったものの
凄みを感じる。バキバキで硬質なエレクトロ・トラックで現在の安室奈美恵という像を1mmも
崩していない"Wild"に、ボレロまでネタに使ってテクノ、ハウスまで経由する"Dr"。すごくス
トレートにカッコいいイメージを喚起させる前者も勿論好きだが、後者のなんじゃこれ!?っ
ていう連続する興奮っていうのはなかなか味わえないんじゃないかなぁ。まず単純にサビは
どこっ?っていう疑問を持つ人はかなり居るだろうし、なぜにボレロ!?っていうのもあるし
(PV見たらなんとなく理解できたような。っていうかあのPVもいちいちクオリティ高い)。あれ
J-Popってなんだったっけなだとか、R&Bってなんだったけなという、ちょっと面食らうぐらい凄
い曲。しかも安室奈美恵という超有名アーティストがあの会社でやっちゃうのだから恐れ入る。
この自信の持ちようはベストが好評だったからなのか。否が応でも次を期待させる。

( 2009 , Single )
運命共同体 / Dragon Ash
2009年 02月 10日 (火) 15:59 | 編集

" 運命共同体 " / Dragon Ash

最近のドラゴンアッシュを聴いていて思うのは、本当に自然に、息を吸い吐くように
音楽を奏でているなということ。自分を必要以上に高く見せようとする背伸び感や、
逆に削ぎ落とされた必要最低限のシンプルさを追求、なんてものはもう散々通り過
ぎてきたよ、なんて声が聞こえてくるようである。降谷建志がドラゴンアッシュとして
の音像を100%理解し、それを外的要因を通さずにそのまま音源化されている。今
作にはドラムンベースも、ラテンも、ラウドロックもあり、それに歯に衣着せぬ歌詞と、
マーケットをあまり意識してないであろう構成で閉じられる。この伸び伸びさというの
は実はバンドにとっては近年の課題であったように思われる。なぜならドラゴンアッ
シュは「ヒップホップ/ロック」、「ラテン/ロック」など、常にフォーマットで語られてきた
からだ。それが段々と何かと何かの融合を越えて本当の意味でのジャンルレス=
ミクスチャーになろうとしている。簡単に言えば、何でもありになってきているというこ
と。まさにそれが彼らがアルバムで掲げようとしている「FREEDOM」なのだろう。一体
アルバムではどれだけ自由が鳴らされているのだろう。今回は以前よりも一層予想
しにくいアルバムなので今からワクワクが止まらない。

( 2009 , Single )
The Light feat. Kj from Dragon Ash,森山直太朗,PES from RIP SLYME / Miss Monday
2009年 01月 28日 (水) 12:17 | 編集

The Light feat. Kj from Dragon Ash,森山直太朗,PES from RIP SLYME / Miss Monday

このメンツを目にしたとき「えっ?この組み合わせ!?」と度肝を抜かれた人は多いことだろう
と思う。ラッパー三人は分かるとしても森山直太朗までも?いったいどんな曲に仕上がるのか
予想できなかった。だが実際に聴いてみると意外なほどスーッと耳に馴染むことに驚く。それ
はやはり、ステディーの個性的なメンツ、そして持田香織さえも曲に溶け込ませる降谷建志の
プロデュース・ワークが功を奏した結果といえるだろう。メロウ系でユニークな言葉選びがうまく
機能するPES、最近のモードをしっかりと反映しつつサラッと人生哲学を盛り込む降谷建志、
他のラッパーと比較すると割と正攻法ながら曲のポジティビティーを増幅するミス・マンデーの
三者のラップを森山直太朗の崇高に片足を踏み込んだ歌声が纏め上げる。また、トラックに
関しても実に降谷建志らしい。ギターのループに外さないフック、賛美歌に影響を受けた世界
観と、彼の真骨頂と言える楽曲だろう。明快なテーマも含めシンプル・イズ・ザ・ベスト的な楽
曲ではあるが、細かいところ音の鳴り方の素晴らしさ(特にコーラスの重なり方が凄くキレイ)
と、各々の個性がしっかりと生かされていることもあって、実に立体的で深みがある。このス
ペシャルなコラボレーションがギフトとして、そしてささやかに届けられたことは気持ちが良い。

( 2009 , Single )
make my day / プリングミン
2008年 12月 13日 (土) 11:38 | 編集

" make my day " / プリングミン

メジャー・2ndシングル。プリングミンは名古屋出身の5人組。邦楽に興味が無くなって
きた現在でも何故か音楽番組は結構好きで見ているのだけれど、そんなときに出会っ
たのがこの人達(やっぱりテレビの力って大きいね)。クラムボンやスーパーカーの中期
などを連想させるようなその音色に一瞬でアンテナが反応。ただ、それらのバンドに影
響を受けたバンドって数多くて、いつもは反応するだけで手が伸びないのだけどね。その
中でこのバンドに強烈に惹かれたのは、外向きな空気感を感じるポップネス、シンプルさ、
そしてユルさ。この「ユルさ」って言うのが自分にとってはかなり重要で、厭世からくる虚脱
感ではない、天然ボケのユルさをこのバンドからは強く感じてそれが凄く良い。結果、音は
ポストロックやシューゲイザーを経て結構凝ってるのに、聴くとシンプルに鳴るし、全く苦に
ならないのだよね。また、女の子ヴォーカルの声質もキュートさと小さじ一杯分の切なさを
持つ声で、バンドの雰囲気にピッタリ嵌ってて素晴らしい。意外と引き出しが多そうなバン
ドなのでフル・アルバムにかなり期待してる。ちなみに気になるバンド名「プリングミン」は、
ヴォーカルがお菓子好きでプリンとグミが好きだからだそう・・・うん、いいと思うなぁその
感じ。最初は微生物か薬草の名前かと思ったわ。

( 2008 , Single )
繋がりSUNSET . Dragon Ash
2008年 12月 09日 (火) 05:13 | 編集
tsunagarisunset_dragonash.jpg
" 繋がりSUNSET " / Dragon Ash

前作"Velvet Touch"が一発で理解でき、今後を期待させるような仕上がりだったのに対し
て、今回の"繋がりSUNSET"は正直最初聴いたときは戸惑うほどで、何度も聴かないと理
解できなかった。それはきっと降谷建志の「怪物みたいにエモーショナルな曲」「日本語詞」
という言葉が誤解を招いていたのだと思う。その言葉を聴けば、"陽はまたのぼりくりかえす
"、"Viva la Revolution"、"静かな日々の階段を"などの曲と肩を並べる曲を期待してしまう
だろう。だがはっきり言っておくと、それらの曲とは確実に一線を画す。前述の曲群がある意
味降谷建志の手を超えた、リミッターの外れた、それこそ怪物のような曲だとしたら、今作は
等身大。降谷建志の現在をそのまま歌にした、抑え目で、どちらかと言えばシンプルな楽曲
だ。だから降谷建志自身にとっては非常にパーソナルでエモーショナルな曲だろうが、第三
者/聴き手としては違う感想になる。だからといってこの曲が「普通の曲」どまりかと言うと、
そんなことは無く、等身大だからこそすんなり染み入る良さもあり。また、降谷建志の人とな
りが良く分かる楽曲になっていると思う。だがバンドの今後を占う要素には全くならないかな、
他にこんな曲は無いって言っているようだし。アルバムのリードにならない時点で、シングル
で出す必要はあったのかなーと疑問。カップリングの"thought and action"の方がよっぽど
「らしい」と思うけど。まぁアルバムが良ければそれで良いのだけどね。ただ今の段階では
全く予想できない。

( 2008 . Single )

- 関連ページ -
・Dragon Ash 公式
Velvet Touch レビュー (当ブログ内)
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