Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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[Review] I'm With You / Red Hot Chili Peppers
2011年 09月 03日 (土) 16:50 | 編集

" I'm With You " / Red Hot Chili Peppers

 10thアルバム。既に多くの人が思い入れたっぷりのレビューを書いている世界最強バンドについて、そこまで思い入れの無い私が語るというのはなんだか怖いのだけども書きたいので書こう。個人的には"Blood Sugar Sex Magik"は若さと成熟が頂点でクロスしてなおかつキャッチ―さも取り入れた至極の名盤だと思っているけど、"Californication"以降は曲毎にお気に入りはあるけどアルバムとしてバンドの姿勢としてそこまで面白くないという意見で。"Stadium Arcadium"に至っては発売当初は喜んで2枚ともリピートして聴いていたものの、次第にビッグバンドならではの横柄さが気になり始め退屈ささえも感じるようになってしまったという。
 とはいえやはり「ジョン・フルシアンテが脱退したレッチリ」には人並みに興味があって、ジョシュ・クリングホッファーを迎えて一体どんなサウンドに変わっているのか。結果から言えば、ジョンの抜けた穴を隠しきることはできないが、哀愁路線を突き進めテクニックと経験で着実にポップに仕上げた一枚になっているかと。隙間を絶妙に利用し枯れを演出しながらもキメるところではキメてきたジョンとは違い、ジョシュのプレイは実に堅実。エフェクトを加えたサウンドで新しい味付けを足しつつ、一方でリズム隊を裏方で支えるかのように控えめに弾いている。ギター以外の楽器もマルチに駆使する器用さで楽曲の幅を広げてはいるものの、「メンバー」になりきっていないようなまた逆にバンドにとっての異物にもなっていないようでまだまだ試運転感たっぷり。一方で盤石のリズム隊は今作でもその凄さを発揮していて、特にフリーのディスコティックなベースラインはバンドに瑞々しさをもたらしている。楽曲の根幹がフリーとアンソニーに委ねられていたようで、その意味ではフリーファンとっては涎物の一枚となっているのか。世間ではスルメ盤と言われているようだけども、個人的には「たこわさ盤」でいつも食べないけどたまに食べると美味しく、ちょっとツンとした個性があるという風に感じた。

( 2011 )

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