Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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[Review] Gold Cobra / Limp Bizkit
2011年 07月 03日 (日) 21:05 | 編集

" Gold Cobra " / Limp Bizkit

 6thアルバム。09年のオリジナルメンバーでのリユニオンから、数々のフェス出演&ライヴを経てウォームアップを完了、ついにオリジナルメンバーとしては11年ぶりとなるアルバムの登場だ。前作はサウンドの要ウェス・ボーランドの破壊的なギターリフは聴けていたものの、作品の雰囲気がシリアスだったためイマイチ感が拭えなかった。が、今作では彼らが元来持つなんちゃってチェケラッチョな軟派感と、筋肉(演奏力)だけで押し切るような勢いが満載されている。使えるものは使っていくフットワークの軽さ、革新性よりもノリ、これこそラップメタルの魅力のひとつだと思うのでやっと帰ってきたという感慨が湧いてくる。かつてのリンプを期待する人にはもってこい、前のめりなリフが刻まれる"Get A Life"、"Why Try"、アメリカのバンドならではのずっしりとしたリズムがキャッチ―なフレーズと絡む"Shotgun"、流行りのオート・チューンを「とりあえず使ってみた」"Autotunage"など、いたずらっ子だったあの頃を感じ取ることが出来て思わずニヤリとしてしまう。タイトル曲"Gold Cobra"のPVでの全くの無意味さ、ジャケットの趣味の悪さもらしくて良い。
 とはいえ新機軸は全く無いし、老いというものにも決着を着けられていない中途半端さがあるのも事実。これで再度世界を席巻することは恐らく無いだろう。ただ、あの頃に青春を過ごした一部の人へのサービスとしてはこれ以上ないくらいのものであることは間違いない。ほとんど絶滅寸前なシーンの中で、あえてストレートに持ってきたその勇気に乾杯。

( 2011 )

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