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[Review] Mind Bokeh / Bibio
2011年 04月 10日 (日) 19:38 | 編集

" Mind Bokeh " / Bibio

 気温も一気に高くなったようで、東京でも桜が咲いた。この1か月続いていた緊張感や不安感が少しほぐれていくような気分がする。まだまだ予断を許さない状況ではあるのだけれど、少しずつ日常が戻ってきて音楽も楽しめるようになってきた、そういった感覚はツイッターのTL上にも表れている。そんな中で一際話題になり、個人的にも再生率が非常に高いのがこのスティーブン・ウィルキンソンによるビビオの「マインド・ボケ」。前作にもみられたようなボーズ・オブ・カナダ直系のサウンド―生音にエレクトリックなビートを組み合わせ色褪せた写真を眺めるようなノスタルジー、グリッジノイズ、IDM―はそのままに、より歌モノ志向が進んだ内容に。ハードロックからの影響を無邪気に表した"Take Off Your Shirts"やトロピカルな"K Is For Kelson"のような飛び道具的なトラックがありそれはそれで素晴らしいが、やはり魅力は幽玄でたゆたうようなエレクトロニカだ。日本語のピンボケに影響されたというタイトルが示す通り(彼自身東洋文化や禅の思想に興味があるらしい)、恍惚と憂鬱の間を絶妙なバランスで揺らぐ。カラフルともいえるヴァラエティさと、奥深さにつながっている揺らぎを持ち合わせた、さすがIDMのネクストホープといったところ。今の状況で聴くと処方箋のような役割をもつ感もあり、記憶に残りそうな作品だ。

( 2011 )

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