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[Review] Tron Legacy / Daft Punk
2010年 12月 20日 (月) 20:31 | 編集

" Tron Legacy " / Daft Punk

 映画「トロン・レガシー」のサウンドトラック。この映画にダフト・パンクが起用されると知ったとき、そのハマリ具合というかあまりの違和感の無さに納得した覚えがある。「トロン」が発するレトロフューチャー感は彼らの世界観と共鳴するところであるし、彼らが2007年に行ったライブdafunkfestでもトロンを彷彿とさせる演出があったりしたし(そもそもデザイン自体がSF)。実際、映画にも彼らはDJ役としてカメオ出演してまるでバーチャル世界の住人かのようだったが、音楽の方も映像表現との高いレベルでの調和が図られている。
 主にオーケストラを用い高揚感と緊張感を高めながら、時折独自の色=レトロフューチャー感を出していく。王道/大作映画らしい体裁とSF映画ならではの電子音楽の要素が混在する、実に正しい仕事と言えるだろう。彼らにオーケストラの楽曲をも作れてしまう才能があったことには驚きを隠せない。しかし、そのそつの無さに音楽的な面白みが欠けているという声もあるだろう。だが、この手のサウンドトラックの中では最大限に個性というものを落とし込めている方ではないかと思う。独特のエレクトロ・サウンドが鳴る"The Grid"、"Derezzed"、"Tron Legacy (End Titles)"辺りは「ダフト・パンクのニュートラック」として十分に聴きごたえのある楽曲となっているし、中盤の"Arena"~"Rinzler"、そして"Solar Sailer"は生音と電子音の重なり方にセンスがあって素晴らしいし。今作は、例えばヴァンゲリスの「ブレード・ランナー」のように音楽単体としても傑作という地平には達していないのかもしれないが、映像と音楽の相乗効果という意味では良い所に着地しているのではないかと。今作での経験が個人名義にどう還元されていくか、それが今から楽しみだ。

( 2010, Soundtrack )

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世の中、新しいものに驚いてもあっという間に慣れてしまう。かつて、スターウォーズやブレードランナー、ターミネーター2、最近ではアバターといった映画で見られた斬新な特殊映像効果にもあっという間に慣れ親しんでしまいます。今でこそトロンの映像もチープに思えます?...
2010/12/26(日) 10:43:31 | Yokohama Beat Junkie
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