Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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[Review] Big Echo / The Morning Benders
2010年 09月 28日 (火) 00:49 | 編集

" Big Echo " / The Morning Benders

 米カリフォルニア出身の4ピース・バンド、ザ・モーニング・ベンダーズの2ndアルバム。プロデューサーにグリズリー・ベアのクリス・テイラーを起用し、各メディアにも取り上げられ、まさに今が旬のUSインディ・ロック・アルバムと言える・・・のだろうが今作に勢いや鋭利さをあまり感じないのは何故だろうか。いや、それは勿論良い意味で言っていて、今作には一時的な流行というものよりも普遍性を感じるということである。
 サウンドはいわゆるウォール・オブ・サウンドであり、サイケであり、ポップであり正直言って特筆すべきほどの特徴は無い。楽曲も派手さは無いし、ハンマーで頭を殴られたような衝撃も無い。だが、そんな「フツーさ」、「素直さ」がこのバンドの最大の魅力となっている。アコースティックな音作り、のびのびとしたメロディー、たゆたうようなコーラスワーク。それらが絶妙な優しいタッチで以って奏でられ、じっくりと自然に心地良さが引き出される。また、泡のように次々と浮かんでくる様々な音楽性は強く主張しないが、今作を飽きから救い体感時間を圧倒的に短くさせ(実際に38分と短いアルバムではあるのだが)、彼らの音楽に対する誠実さを感じさせる。「やりたいことを今やったらこうなりました」という開放感が実に素敵な快作。そして同時に、伸びしろというか化けるかもオーラを密かに出しているところがまた恐ろしかったり。

★★★★ ( 2010 )
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