Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[Review] Hands All Over / Maroon 5
2010年 09月 20日 (月) 14:42 | 編集

" Hands All Over " / Maroon 5

 「女性にモテる音」を具現化させたら現在右に出るものは居ないマルーン5。誰もが口ずさめるメロディー、アダム・レヴィーンの艶っぽいヴォーカル、随所に感じるブラック・ミュージックからの影響、しかし最終的にはルーツに頑なにならないバランス感覚の鋭さ。馴染みやすくて適度にお洒落、そりゃあ世の女性が虜にならないはずが無いよなぁ。いわゆる硬派なリスナーから言わせれば軟派な商業ロックということになるのだろうが、そんな言葉には耳を貸さず躍進し00年代以降で最も成功したバンドの一つとなった(じわじわと売れていったのが印象的だったな)。三作目となる今作でも、男前なフェロモンたっぷりのサウンドは相変わらず。むしろ初期よりも跳ねるようなリズムが増えていたり、より王道的ロックなサウンドになっていて、過去作よりもビルドアップされた印象だ(筋トレに励んだ感じ?)。スタジアムで黄色い歓声をあげながら踊りまくっている観客達を容易に想像できる。さらにメロディアスな"Just A Feeing"で泣かせに入っているあたり、流石モテる男は違うなと。スケールが大きくなったのと引き換えに何度噛んでも旨みが続くような隙間は無くなってしまったが、伝統的なポップ・ロックの最先端として聴ける安心感が伴う良盤。スタジアム・ロック/スターというパラダイム自体が変換を迫られている中、ノリノリにその役目を引き受けようとする彼らの勢いが眩しい。

★★★☆ ( 2010 )

Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) Deep Impact all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。