Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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[Review] 鉄男 THE BULLET MAN 完全オリジナル・サウンドトラック盤
2010年 05月 29日 (土) 14:15 | 編集

鉄男 THE BULLET MAN 完全オリジナル・サウンドトラック盤

 石川忠による塚本晋也監督作『鉄男 THE BULLET MAN』のサウンドトラック。抑圧された都会の中でスーツを着たサラリーマンが怒りとともに鋼鉄の体へと変貌するという、映画のイメージそのままのインダストリアル・サウンドが展開されている。しかもちょっとインダストリアル風味にしてみたと言う生半可なものではなく、良い意味でやかましいことこの上ない本気のインダストリアル。ノイズが駆け巡り、パーカッションは殴るように響き、鉄がカンカンと叫ぶ。インダストリアルなんて時代遅れ?なんていう疑念は感じさせず、20年ぶりの新たなる鉄男をひたすらに祝福ようだ。ここまで作り手の熱量が伝わってくるサントラは久しぶり。劇場では、この音楽と共に、目まぐるしい映像やけたたましいSEが迫ってくるので、激しい高揚感が存在していた。
 そして、20年ぶりの鉄男を製作者と同じぐらい祝福しているのが、Nine Inch Nailsのトレント・レズナーだ。2009年にライヴ活動を終了宣言したことは記憶に新しいが(サマソニの日本ラストライヴも)、なんと活動再開後初作品として今作に「書き下ろしで」新曲を提供しているのだ(!) というのもトレントがPVの製作を懇願する手紙を送っていたぐらい塚本晋也の大ファンで、20年越しの願いがやっと通じた経緯があるらしい。その曲名はずばり"Theme For Tetsuo The Bullet Man"。久々に90年代の鬱積とした感情を爆発させるようなインダストリアル・サウンドと、"Year Zero"以降のエレクトロ、テーマ曲らしいシンフォニックで神々しい雰囲気が混在した傑作に仕上がっている。鉄男への愛が溢れているのが手に取るようにわかるのに加え、やはりトレント・レズナーは天才だと再認識した。インダストリアル好きはニヤリとすること間違いなし。スーツを着て聴くと格別!! 

( 2010, Soundtrack )
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