Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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[Review] Where Did the Night Fall / Unkle
2010年 05月 27日 (木) 22:41 | 編集

" Where Did the Night Fall " / Unkle

 常に音楽性を変化させながら独自の芸術を追及するジェームス・ラヴェル主導のユニット=アンクル。シーンに登場した当初はDJ Shadowを召還し極上のサンプリング・ミュージックを放出、その後はストーナー・ロックまでもを経て、彼らももう4枚目。今回も当たり前のように音楽性の変化は起こっている。テーマはサイケ×アフロ×エレクトロニカということで彼ららしいゲスト陣の豊富さや持ち前のダークさは健在に、生音に更に接近した内容に。幽玄なサウンドにヴォーカルが乗ったときの言いようの無い哀しさがとても魅力的だ。この世界観の統一感は流石だし、音の作りこみもやはり素晴らしい。単純な好みから言っても愛聴に足る作品である・・・が、あまりにも衝撃が無さ過ぎる。否、衝撃があればよいと言うことではないが、全体が平坦に思えて仕方が無いのだ。生音にフィーチャーしたと言うところを見れば最近では彼らの盟友マッシヴ・アタックのアルバムが記憶に新しいが、あそこまでの毅然とした風格は無い。また、視点を変えてみれば、フライング・ロータスやクリス・クラーク、カサビアン、ザ・ビッグ・ピンクのような新しい才能が出てきている中で、今作の存在感はいまいち薄いかと。面白いことをやっていながらも常に後手に回ってしまっていた印象が拭えなかった彼らだが、今回はそれが顕著に現れてしまったような。アートワークが過去最高に素晴らしいだけに、この煮え切らない感じが惜しい。

★★★ ( 2010 )
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