Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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[Review] Soldier of Love / SADE
2010年 03月 17日 (水) 10:21 | 編集
sade_soldieroflove.jpg
" Soldier of Love " / SADE

 6thアルバム。十年ぶりの帰還ということらしい。「らしい」というのは、今まで自分が彼らのことを全く聴いてなかったということだ(存在すらおぼろげな記憶だった)。で、今回初めて彼らの音楽に触れてみて、なんでこんなに良質で自分好みの音楽を無視してきたのか理解できないほど素晴らしい。過去作もいち早くチェックしなければと思わせるほどである。憂いと枯れのあるヴォーカルに、太いビート、引き算も足し算も出来ないストイックなサウンド・プロダクション、生音と打ち込みのブレンド、適度なジャジー感・・・こんなマッシヴ・アタックなどと親和性のありそうなものを気に入らないはずは無い。今作を聴いていると時間がゆっくりと動いて、現実というものがグニャグニャとその形を変えるかのような不思議な空間が醸し出される。夜なんかにコーヒーをお供にして聴いているとそのトリップ感が倍増して良い。この地味さを含めてお気に入りの一枚。ただ、歌詞に関してはタイトルの通り愛に対する覚悟や人類愛のような大きな愛まで、ダークさと鋭さを感じさせることも多くて中々エグい。それが歌の哀愁や説得力に繋がっているのかも。
 さて、ここからは余談になるが、彼らのような80年代に活躍して今も生き残っている人ってバイタリティが凄い。それ以前の人は結構老いを楽しんでいる節があるけど、この年代は「若いものにはまだ負けん!」感がビシビシ伝わってくると言うか。U2然り、マイケル・ジャクソン然り、マドンナ然り。80年代って享楽でフニャフニャしたイメージが強いけれども、実は骨のある人こそが活躍していた時代なんだろうか。まあ、80年代をあまり良く知らないので骨がある人しか今に残らなかったのかもしれないが。でもタフさに関しては90年代よりよっぽどあるような気がする。マイケルはもう居ないが、シャーデーを含め他の人たちにはタフさに任せてまだまだ新作を聴かせてほしいものだ。

★★★★ ( 2010 )
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Soldier of Love : Sade Princeが「Sadeが新作を出さないから代わりを自分で作った」と言って、Bria Valenteのデビューアルバム(過去レビュー )を作ったのは一部で有名だし、S.S.T.(過去レビュー )はSade's Sweetest Tabooの頭文字である
2010/03/24(水) 21:58:59 | Yokohama Beat Junkie
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