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[Review] QUADRINITY -MEMBER’S BEST SELECTIONS- / L'Arc-en-Ciel
2010年 03月 11日 (木) 07:04 | 編集

" QUADRINITY -MEMBER’S BEST SELECTIONS- " / L'Arc-en-Ciel

 作曲者がメンバー全員の4人、そしてそれをディスク4枚に分けてみました!っていう恐ろしいベスト・アルバム。海外のバンドでも聞いたことないよこんなの。ベストなんで曲の解説をしても面白くないので、いつもとは違う感じで書いていこうかな。「洋楽リスナーの方でラルク好きは珍しい」なんてコメントを頂いたことがあるので洋楽リスナーの皆様に向けて。

 「拝啓  洋楽リスナーの皆様へ。

 今回は邦楽でも有数の成功しているバンド、ラルク・アン・シエルについて解説をさせて頂きます。「なんでそんなルックスだけのアイドルバンド聴いてんの?」っていうご意見は重々承知しております。私もそう思っていた時期が長くございましたので、よく理解が出来ます。ただこのように薦めさせて頂いているのは、他でもない、彼らが面白い音楽をやっているからであります。
 彼らの音楽が何故面白いのかと言えば、それは各メンバーの音楽的趣味の違いから来ています。グラム、ゴス、インダストリアル、ニューウェイヴ、メタルなどそれぞれが要とする音楽性の違いから、作曲者ごとに全く趣向の異なる楽曲を生み出すことが出来るのです(当然演奏力がそれを支えています)。邦洋探してもここまで楽曲のふり幅の大きいバンドと言うのは珍しいのではないでしょうか。今回のベスト・アルバムもそのことを誇示するかのように制作されています。
 ただ、ただ単に洋楽を参照しているから優れているというわけではありません。彼らが「邦楽」であることは、彼らが一番理解しています。それが現れているのがメロディーセンスと歌詞です。前者に関しては賛否両論あると思うのですが、メロディーは邦楽的(歌謡曲的)な抑揚があり耳馴染みが良いものばかり。これが彼らがメジャーバンドに押し上げた一つの要因と言っても良いでしょう。特にベーシストのtetsuyaが書くポップなメロディーはスタジアム・バンドとしての説得力を、ギタリストのkenが書く耽美なメロディーは彼らの持つ美意識を一際生彩にする役割を果たしています。次に、歌詞についてですが、hydeの書く歌詞は基本的に直接的な表現を避けた比喩の元に出来ています。邦楽の歌詞で揶揄されることが多い「愛だの恋だの」という歌詞はあまり見受けられず、死を連想するものや、輪廻転生、第三者からの視点から語られるものなど幻想的なものが多いのが特徴かと。彼の英語の発音から察するに恐らく彼は英語が堪能ではなく、そのため日本語の豊かさを大事にしているのではないかと思っています。このメロディーセンスと歌詞が、彼らの音楽を洋楽の物まねから脱却させているのです。
 しかし、彼らにも問題はあります。まずは、最大の(?)批判の対称になっている化粧について。これは私も正直いつまで続けるんだと思っていますが、洋楽リスナーの皆様なら彼らのルーツを知れば理解して頂けると思います。つまりはグラム・ロックとニューウェイヴの影響です。キュアーが化粧をし続けているように彼らも化粧をし続けるのだと思います。現在も人気である「ヴィジュアル系」のバンドとは目的が異なるので、並列に語ることは出来ないでしょう。次に、ファンの足元を見すぎではないかと思うほどの価格の高さとリリース。ライヴDVDが毎回7980円もしますし、写真集や、ベストなども出しまくっています。私は全てを追いかけているわけではないですが、ちょっとどうかと思っています。ただレコード会社の意見もあるでしょうし、メジャーバンドの宿命と言う側面もあるので、笑って流して頂ければ。
 今回このように薦めさせて頂きましたが、当然聴くことを強いているわけではありません。洋楽リスナーの皆様の「聴かずしての」偏見を少しでも減らし、皆様のプレイリストの一部となれば幸いということでございます。とりあえずレンタルなどでベスト・アルバムなどお試しされては如何でしょうか。レンタルの際は、今回のものであれば作曲者毎の色の違いを、以前のものであれば彼らのヒットメーカーとしての確かさを理解して頂けると思います。
 
 以上甚だ乱文ながら、失礼いたしました。  敬具」

 ちょっとやりすぎたかな・・・うーん。

( 2010 , Best of )


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Comment
この記事へのコメント
こんにちは。
度々拝見させて頂いています。

私は最近fafnirさんの影響でラルク・アン・シエルのアルバムを聴くようになりました。
私はニューウェイヴやゴスっぽい耽美なギターバンドが大好きなので、
ラルクは聴いてて結構にんまりしてしまいます。
メンバー全員が優れたソングライターというのもすごく面白いですよね。
2010/ 03/ 11 (木) 19: 51: 34 | URL | こはる # o1xs04Jo[ 編集 ]
Re: タイトルなし
>こはるさん
お越しいただいてありがとうございます。

>私は最近fafnirさんの影響でラルク・アン・シエルのアルバムを聴くようになりました。

自分の影響だなんて光栄すぎです!乱文でも書く価値はあるんですねー(笑)

>私はニューウェイヴやゴスっぽい耽美なギターバンドが大好きなので、
>ラルクは聴いてて結構にんまりしてしまいます。
>メンバー全員が優れたソングライターというのもすごく面白いですよね。

そうですよね、耽美な洋楽などが好きであれば抵抗無く聴けますよね!あと、ああ彼らはこんなのがルーツなのかーと思ったり。 全員がソングライターって凄いですよね。かのビートルズもそうでしたけど、やはりそういったバンドは多彩ですね。彼らが未だにサバイブしている秘訣だと思います。

またお越しください!
2010/ 03/ 14 (日) 00: 34: 07 | URL | fafnir # -[ 編集 ]
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