Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Irm / Charlotte Gainsbourg
2010年 03月 06日 (土) 08:04 | 編集

" Irm " / Charlotte Gainsbourg

 父にセルジュ・ゲンズブール、母にジェーン・バーキンという自分のような凡人には到底理解の及ばない家庭に育っているこのシャルロット・ゲンズブール。存在は知っていたけど、彼女の作品を聴くのはこれが初めて。なぜ手に取ったかといえば巷で話題になっている通り、今作がベック・プロデュースであることが理由。一聴すれば、すぐに彼らしいサウンドで埋め尽くされていることが分かる。
 さすが、職人気質のベックだけあって、流石のサウンド・プロダクション。"Modern Guilt"の成果に自信を得たのか、その延長線上にあるものになっている。60's/70's基調のシンプルながら、ビートに凝った飽きさせない構成力と、メロディーセンスは流石だなぁ。あとバックのコーラスもらしくて、上手く効いている。そして、その上に乗るシャルロットのヴォーカルもそこまで個性があるとは言えないけれど、独特の色気があって良い。割と跳ねるビートと完成されたサウンドの中で上手く調和していてこちらも才能があるなぁ、と。曲によってはモロにおフランスな感じがあったりと、やっぱ音楽にもDNAってものがあるんだなと思ったり。
 でもね、コラボレーション=才能のぶつかり合いによるマジックだと思う自分としては今作は物足りない。今作のベックのヴォーカルバージョンが聴きたいと思うほど、ベックの個性が前に出過ぎている、というかもうほとんどベックのアルバムになっている。それほど傑出した才能ということなのだろうが、こういうコラボレーション作品では一長一短だと思うわけである。ベックも強烈な個性と衝突したほうが面白いんじゃないだろうか、トム・ヨークとかビョークとかルーファス・ウェインライトとかね。それかそもそもベックってプロデュースするのは向いてないのかもな、プロデュースされると凄いものが生まれるんだけどね(ナイジェル・ゴドリッチやデンジャー・マウス)。そんなわけで、ほとんどベックの話しかしてないが、ベック好きはチェックする価値ありということで。

★★★ ( 2010 )


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Comment
この記事へのコメント
こんにちは。twitterから来ました。
ほとんどベックのアルバムというのは同感ですね。みんなそう思っているような気がw。

ナイジェルがプロデュースした、シャルロットの前作「5:55」の方が彼女の個性が出ています。歌手として上手くはないけれど、女優として歌の世界を演じきってます。機会があったらぜひ☆
2010/ 03/ 08 (月) 12: 00: 01 | URL | skysong # K6z7/Kis[ 編集 ]
Re: タイトルなし
>skysongさん
お越しいただいてありがとうございます。twitterに関しては勝手にフォローさせていただきました。

やっぱりみんなベックすぎるって思っているんですね(笑)オーバープロデュースと言えるんでしょうが、ベック好きとしてはたまらない部分もあり、複雑ですね。

今作をレビューされている皆様が口々に"5:55"の方が良かったと仰っているような。彼女の歌声ってテクニックではそこまでだと思いますが、特徴がありますよねホント。機会があったら買ってみます!

またお越しください。
2010/ 03/ 09 (火) 15: 08: 37 | URL | fafnir # -[ 編集 ]
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2010/03/24(水) 21:56:51 | Yokohama Beat Junkie
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