Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Albums Of The Year 2009
2010年 01月 03日 (日) 07:30 | 編集
明けましておめでとうございます。明けたらもう2010年代なんですね。
2010年代を迎え撃つその前に2009年のベストをドウゾ。昨年と同様に
20作を挙げて、一枚ずつ短いコメントを添えてあります。あくまでも
個人的趣向に基づいたランキングですので、気楽にお楽しみくださいませ。

No Line on the Horizon / U2


No.01

" No Line on the Horizon " / U2

今年はやっぱりこれしか考えられないでしょう。U2というベテランがキャリアを
振り返りつつもそれを一部は捨てる、何度目かの転機作。そこでは経験が物を言う
貫禄のサウンドスケープが展開されている。正直言って09年の作品の中でここまで
空間を支配するような音を聴けたのはこの作品が最初で最後だったような。また、
トータリティとしても00年代のアルバムの中ではずば抜けている。世間は賛否両論
の真っ二つに分かれているが自分は断然支持。2010年代の彼らの奮闘に今から期待!

The Boy Who Knew Too Much / Mika No.02 : " The Boy Who Knew Too Much " / Mika
 二枚目のジンクスどころか、一枚目の傑作に勝るとも劣らない素晴らしい作品。
 幸運にもライブにも足を運ぶことが出来て、そのにじみ出る才能を目にすること
 が出来た。だからこそ言いたいが、もっと聴かれるべき。

Manafon / David Sylvian No.03 : " Manafon " / David Sylvian
 ここまで集中して音に触れることはあまり無い。それぐらい神経を集中して聴か
 ないと分からないのではなく、自然とそうさせてしまう凄まじいアルバム。ます
 ます、仙人っぽくなっていくけど素晴らしいので良し。

Totems Flare / Clark No.04 : " Totems Flare " / Clark
 やはりクラークさんは狂った音を作らせたら最高。しかもそれで途方もなく
 美しいのだからなんだか凄いことになってきた。今までのアルバムの要素を
 これでもかと盛り込み、成立させてしまった才能に感嘆。

Battle for the Sun / Placebo No.05 : " Battle for the Sun " / Placebo
 ドラム脱退という危機を乗り越えて、チャンスをモノにした野心作。
 今まで異常に楽曲がポジティヴィティに溢れており、そして単純に良い曲が
 沢山。特に表題曲が素晴らしすぎる。

Backspacer / Pearl Jam No.06 : " Backspacer " / Pearl Jam
 今までちゃんと聴いてこなくて激しく後悔したバンド。好きになった今と
 なっては日本での不当な扱われ方が疑問。こんなにひたむきにロックンロ
 ールを追い続けているバンドは世界捜してもそう居ない。

The Resistance / Muse No.07 : " The Resistance " / Muse
 セルフ・プロデュースでマシューのやりたかったことを実現したアルバム。
 今までと変わらない誇大妄想的で過剰な世界観はそのままに、少しポップに
 接近した印象。このアルバムもライヴで進化するんだろうなぁ。

Central Market / Tyondai Braxton No.08 : " Central Market " / Tyondai Braxton
 極めて理知的に作られたであろうこの作品だが、子供が聴いても楽しい瞬間
 が沢山あるポップセンスは流石。まるで古いアニメ映画のサントラのよう。
 むしろ本隊よりも好きかも知れないが、当然本隊の再始動にも期待。

out of noise / 坂本龍一 No.09 : " out of noise " / 坂本龍一
 最初ははっきり言って良く分からなかったが、聴くたびに発見があって結局
 この位置まで来てしまった。響きそのものが音楽足りえるという、なんかもう
 哲学的な命題のような音楽。教授の諸作の中でも上位で楽しめると思う。

Invaders Must Die / The Prodigy No.10 : " Invaders Must Die " / The Prodigy
 プロディジー大復活(前作も前々嫌いじゃないけど)。なんか、蟹の頃を知ら
 ない若い子達がヴィヴィッドに反応しているようで、勢いを取り戻しているよう。
 確かにライヴでは新旧問わず盛り上がってた、それもとてつもない熱気で。

Bitte Orca / The Dirty Projectors No.11 : " Bitte Orca " / The Dirty Projectors
 ブルックリン勢はそこまで詳しくないのだけど、これは試聴した瞬間にキタッ!
 と思った人たち。やっていることは全く違うけど、初めてベックに触れたときの
 ような良い意味での違和感と興奮を感じた。

Page By Page / 高橋幸宏 No.12 : " Page By Page " / 高橋幸宏
 教授とは逆に最初はスゲー良いと思ったのに、聴いていくうちに逆転してしまった
 作品。それでもこの位置で年間ベストには余裕で入るぐらい好き。洗練されたエレ
 クトロニカっていうのは最近のテーマだったと思うが、その極致では。

PAST<FUTURE / 安室奈美恵 No.13 : " PAST<FUTURE " / 安室奈美恵
 コンセプトといい、楽曲といい、PVといい、脂がのっているとはこういうことか。
 PLAYのときも最早降参と思ったけど、それを上回るハイクオリティ。これが人気
 って結構凄いことだと思うのだけど、どうなんでしょう。

Everything She Touched Turned Ampexian / Prefuse 73 No.14 : " Everything She Touched Turned Ampexian " / Prefuse 73
 ザ・スコットヘレン印で、今まででも屈指のぶっ飛びアルバム。他名義でも財布が
 寂しくなるほど出していたけど、今作が一番好き。たぶん2010年代も鬼のように
 リリースしてくるんだろうなぁ。ええ、迎え撃ちますとも。

JOURNEY / RIP SLYM No.15 : " JOURNEY " / RIP SLYME
 リップのアルバムでは"FIVE"に並ぶ傑作になったのでは。いかんせん地味な印象
 は拭えないけれども。でも、エレクトロと生音を柔らかい音に落とし込んでしか
 もポップっていう、能ある鷹・リップらしい一枚なんだなこれが。

The Crying Light / Antony and the Johnsons No.16 : " The Crying Light " / Antony and the Johnsons
 声を聴いて畏れを感じるぐらい、本当に独特の歌声が響く。誰に向かって歌って
 いるのか分からないほど、内省的な表現に聴き手であるこちらが息がつまるほど。
 アートワークもばっちり嵌まっていて、まさにアートの領域。

A Brief History of Love / The Big Pink No.17 : " A Brief History of Love " / The Big Pink
 こういうバンドはずるい、そう思ってしまうほどにツボを押さえている。本当に
 一枚目かこの人達?甘美なメロディに、重層的なサウンド、煙たい雰囲気、うん、
 揃いすぎ。手堅い、手堅すぎるがしかし、抗えないこの魅力。

Lifeboats and Follies / Tommy Guerrero No.18 : " Lifeboats and Follies " / Tommy Guerrero
 ゲレロさんまたしても心地良いアルバムを届けてくれた。しかも今作はギターの
 サウンドのみならず、ジャジー&ダビーなクールなサウンドも。いやーお洒落。
 今になっても日本限定だった意味が分からないけども。

Embryonic / The Flaming Lips No.19 : " Embryonic " / The Flaming Lips
 近年の作品の中では最も難解と言い切っていいが、刺激的な音像が満載。
 未完成で留めたという楽曲ばかりが収録されているというが、だからこそ
 想像力豊かで脳がビンビン反応。「狂気」のカバーも早く聴きたいな。

21st Century Breakdown / Green Day No.20 : " 21st Century Breakdown " / Green Day
 さすがに前作の奇跡が重なったとしか言いようのない雰囲気からは後退
 しているが 決して失敗には陥らないところが流石。なんだかんだいって街
 のいたるところで耳に したなぁ。ジャケットも素敵で◎。


ということで00年代はこれにて終了。2009年は音楽シーンにとっては激動で、それはなんと
言ってもマイケル・ジャクソンとビートルズ。マイケルの急逝とその後の急激な再評価には
二重でびっくりしたし、ビートルズのレコード店開店前行列にはその影響力の確かさを見た。
他にもマドンナ初のオールタイムベストや、クラフトワーク待望のリマスターなど、なんと
なく20世紀がある種終わりを告げたというか普遍へと変貌したのかなぁと。だからこそ09年
に鳴らすものというのが見えづらかったかもしれない。今年挙げた20枚はどれも素晴らしい
作品だけれども次の一手っていうのは見えずらいもんなぁ。まあ地平線は見えずらいもので
、No Line on the Horizonということで(上手く締めたつもり)。さあ、2010年代に突入!


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