Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Central Market / Tyondai Braxton
2009年 10月 22日 (木) 04:59 | 編集

" Central Market " / Tyondai Braxton

 突然だが、「面白い」という言葉を辞書で引いてみた。「興味をそそられて、心が引かれるさま。
興味深い。」、「つい笑いたくなるさま。こっけいだ。」、「心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。」
まあ、他にもいくつか意味はあるのだが、共通して言えるのは日常からちょっとプラスされた
「おっ!」という感動のことだろう。「う~んこれは面白いねぇ」という面白いも世の中には存在
するが、やはり真に面白いものというのは「お~!面白れ~!」だと思うのである。
 2007年様々な絶賛を浴びたBattlesの頭脳=タイヨンダイ・ブラクストンが放つ2ndアルバム
はまさに面白いものになっている。バトルスがバンドらしい躍動を体現していたが(特にドラム
がね)、今回表現しているのはポップミューズックとしての躍動。今作はストラヴィンスキーの音
楽にインスピレーションを受けて制作されていると言っている通り、クラシックな趣があって、オー
ケストラも全編に導入。しかし、それだけに留まらず、彼らしい、ハードコア、エレクトロニカ、フリ
ー・ジャズなどの要素もふんだんに盛り込まれている。それらが融合というよりは凝縮されてい
て、かなり高次元なハイブリッド音楽に。そして何より凄いのは、この音楽が、闇鍋の如く結局
はどんな味かは分からないという難解なものではなく、往年のディズニー映画のように奔放で
面白おかしく味わえるところ。実際はかなり複雑な音楽なのに、ここまで聴きやすいっていうの
はなんなんだろう。究極的な願望だが、今作を5.1chで聴いたら楽しすぎてぶっ飛んでしまいそ
うだ。
 正直最初はバンドとしてのバトルスの音が好きで今作をそこまで好きになれなかった。クラシ
ックという表層の部分で難解な音楽と決め付けていたのだ。だが、今となってはむしろ本隊より
も聴き込んでいるし、聴くたびに発見がある。The Dirty Projectorsもそうだけど、自由奔放かつ
聴きやすいって言うのがこのディケイドの終わりになって出てくるって言うのは嬉しいねぇ。

★★★★☆ ( 2009 )
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