Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Battle for the Sun / Placebo
2009年 06月 10日 (水) 04:40 | 編集

" Battle for the Sun " / Placebo

6thアルバム。前作を最後にドラマーのスティーヴ・ヒューイットが、10年以上在籍したバンド
を脱退。それに代わって加入したのが若干20代のアメリカ人のスティーブ・フォレスト(タトゥー
だらけの)。彼に感化されて若返ったのか、生き血を吸ったのか、とにかくパワフルで前向き
な雰囲気が感じられる。今までのプラシーボといえばアグレッシブなギター・ロックを奏でなが
らもクールで現実から浮世離れした印象があったが、今作のサウンドはとても輪郭がハッキリ
していて、なんというかとてもキラキラしている。こうして書くとプラシーボが凡庸なギター・ロッ
ク・バンドに陥ってしまったと誤解されるかもしれないが、そこは流石プラシーボ。音作りは決
して大味ではない。確かに音はダイナミックになり、音の隙間もグッと増やされた今作だが、
エレクトロニクス、ゴシック、ストリングスなど親和性の高いサウンドもふんだんに盛り込まれて
おり、楽曲の完成度は極めて高い。加えて、タイトル曲にも見られるように、シンプルなイントロ
からブライアン・モルコが"I...I...I"と一言を発するだけで空間の色を変えてしまうような突き抜け
た独自性も今まで通り持ち合わせている。ハッキリとひとつ壁を越えたというか、新たな領域に
行ったというかそういう確信を持てる。普通メンバーが変わってしまうと、サウンドが歪なバラン
スになってしまうものだが、こうして新たな価値観を提示できるなんてつくづく素晴らしいバンド
だ。何度目かの転機を確実にモノにした野心作にして傑作。

★★★★★ ( 2009 )
Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) Deep Impact all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。