Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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U23D
2009年 03月 14日 (土) 16:15 | 編集

『U23D』
監督 : Catherine Owens, Mark Pellington
出演 : Bono, The Edge, Adam Clayton, Larry Mullen, Jr.
( 2008 )

-Story-
世界的ロックバンドU2の、「ヴァーティゴ・ツアー」の模様を最新のデジタル3D技術を駆使
して収めたコンサート・フィルム。南米4か国で行われた公演に総勢140人のスタッフが密着
し、U2の躍動感あふれるパフォーマンスや観客の熱狂を映し出す。監督は、長年彼らのツア
ーにかかわってきたキャサリン・オーウェンズと、代表曲「ワン」のPVを手掛けたマーク・ペリ
ントン。ライブに居合わせたかのような臨場感を体感できる3D映像は圧巻だ。

実にU2らしい見せ方ではないだろうか。最新技術を駆使したスタジアム・ライブ映像というの
は。ZOO TVやポップマートや、エレヴェーション、そしてこのヴァーティゴ・ツアー、実に様々な
ステージ演出に拘ってきたU2だからこそ成しえる偉業と言ってしまっていいだろう。冒頭の
「エブリワン!」というSEと地鳴りのような歓声、そして登場する4人の姿、そしておなじみの
「ヴァーティゴ」のカウントでライブはスタート。飛び出すボノとサラウンド感たっぷりのサウンド
が一度に迫ってくるのを「おぉ!」という感動無しでは見られない。その後も定番曲とこの当時
の最新曲を織り交ぜながら、まるで手が触れそうなボノ、俯瞰で見るドラムセット、巨大さが
分かる会場、文字が飛び出す演出など、3D映画ならではの魅力を見せていく。見終わった後
には本当にライブへ行ったかのような心地よい疲労感すら残る。

ただ、念を押して言いたいのは、今作は「最高の生の追体験」もしくは「3Dアート」であって、
「3Dエンターテインメント」では無いということだ。3D映画というのは自分の見解では飛び出す
絵本のようなもので、見る側のワクワク感や驚きというのを刺激しているものだと思っている。
それに比べ本作は地味といえば地味だろう。カット割を少なめにしてゆっくりとした絵になって
いるし、飛び出す演出って言うのも少ないし。でも今作の狙いを考えれば当然。それはライブ
の追体験だからだ。立体で見ることによって、まさにその場にいるような感覚にさせること、
その点に関しては完璧に成功している。歓声を多く入れたサウンドと、客側からの視点が
多いのもそれを目指したからだろう。この手法は色々な人が真似したいと思っているに違い
ない。客としても見てみたいので他のアーティストの皆さん、どんどん真似してくれ。

そして何よりも偉大なのはU2である。この4人の絵になる説得力ってなんなんだろうか。
30年間現役、メンバーチェンジ無しのバンドだからこそ成しえるんだろうか。
とりあえず、U2が好きな人は絶対に見るべき、そして「U2?うーん聴いたことはあるけど」
っていう人は多分U2が好きになると思うのでだまされたと思って見て欲しい。あと、これは
劇場で見ないと魅力半減どころか9割減ぐらいになってしまうので、必ず劇場で見るべき。
ただ、唯一つの難点を言っておくと、席で座って静かに見なければならないこと。これは
結構キツくて、本当は立って、ノリノリで見たい!
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