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SUPERMARKET FANTASY / Mr.Children
2008年 12月 15日 (月) 10:00 | 編集

" SUPERMARKET FANTASY " / Mr.Children

14thアルバム。等身大を目指した前作、巨大なバンドとしての宿命を背負ったそれ
までの作品、いずれにせよしばらくコンセプチュアルな内容が続いていたミスチルが、
ここへ来て良い意味でノープランな作品を出してきた。あくまでも楽曲志向で個々の
押しが強く、ここにはアルバムを通して語られるべきコンセプトは無い。否、コンセプト
があるといえばあるか。それは、消費しつくされても良いと言う信念と万人に聴かれる
べき強度を持つということ。スーパーマケットという巨大な入り口があり、商品を眺める
ときのワクワク感を内包する、まさにスーパーマーケット・ファンタジーである(毎度タイ
トルの付け方が上手い、この人達は)。内容的には、強力なポジティビティと(久々の)
瑞々しいメロディーを持った楽曲ばかり。特に前半の連続は卑怯。"HANABI"、"エソラ"
、"声"、"少年"、はどれも名曲。中でも"HANABI"はイントロからアウトローまで完璧で
近年のベストといっても過言ではない出来。その他のアルバム曲も何を見せたいのか
が明確で聴き疲れしない。皆が思っているミスチル像をそのままやってくれているくれ
ているような、そんな安心感がある。

だが、不満が無いわけではない。どう考えても自分は後半の"風と星とメビウスの輪"と
"花の匂い"は必要なかったと思うのだ。前者は流れを思いっきり止めてるし、後者は
"GIFT"の余韻をぶち壊している(最初は"GIFT"も好きではなかったのだけれど、アルバ
ムの最終曲と考えれば良い余韻を残す良曲なのではと思うようになった)。あと、これは
プロデューサーである小林武史の意向だと思うのだけれど、過剰にストリングスが入って
いたり、トラック数の多いガチャガチャした音にしていて、はっきり言って過剰演出気味。
小林武史はミスチルにとって必要な人物だということは分かっているけれど、今作に関し
ては楽曲自体の良さを生かしてない、少々のオーバープロデュースだと言える。もっと
バンド感を出すためにも、今後は実験的に離れてみてはどうだろうか。ミスチルのセルフ
プロデュースというのもより肉薄した表現になる気がして、悪くないと思うのだけど。

★★★☆ ( 2008 )

-関連ページ-
Mr.Childen 公式HP
インタビュー記事 ( WHAT'S IN? WEB )
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