Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Our Long Road Home / Taproot
2008年 10月 19日 (日) 01:05 | 編集

" Our Long Road Home " / Taproot

4thアルバム。きっと日本では「あーそういえばそんなバンドいたねー」的なバンドに
なっているであろうタップルート(というかそもそも知らない?)。本国でもメジャー離脱
という状況になっていてヘヴィーロック全盛だったときよりかは萎んでいる様子。だが
自分のようなヘヴィロック直撃世代(勝手にそう呼んでいる)だったり、前作の完成度
に度肝を抜かれたような人とってはまだまだ注目の対象になっている。同じ時期にブ
レイクしたインキュバス、リンキン・パーク、リンプ・ビズキットなどがヘヴィ・ロックに囚
われない自由な音楽性を目指して行ったのに対して(リンプに関しては最早何やって
いるか分からないけど・・・)、タップルートは実に忠実にヘヴィ・ロックをやり続けている。
今作も一曲目からぶち切れ・シャウトが響く直情的なヘヴィ・ロックの連続。感情たっぷ
りのステファンの熱のこもったヴォーカルを聴いているだけで清々しさすら感じる。そして
初の(?)インスト曲"Stethoscope"を過ぎるとステファンの激しい一面だけでなく美
声を堪能できる「静」の楽曲へ。楽曲群で色が変わるという、アルバム通してかなり分
かりやすい構造をしている。だがこれが今作の強みにも弱みにもなっていると思うのだ。
前作の楽曲と言うのは「動」から「静」へのシフトを一楽曲の中でやっていた。クールな
歌声を響かせながらも、演奏が高まっていくにつれて「ここぞ!」というタイミングで激情
へと移行。それによって動、静両者をより引き立たせ、またその両極端を一楽曲の中で
容易く行き来するステファンのヴォーカルの凄みを表現していた。今作にはそれが無く、
楽曲がバンド最大の強みであるヴォーカルの能力を生かしきれないという結果を招いて
いて残念。もっと簡単に言えば、今作の楽曲はほとんどどこかで聴いたことあるような
楽曲ばかりなのだ。ヘヴィ・ロックを続けている姿勢は評価したいものの、やはりそれ
だけでは足りないことを感じたアルバム。

★★★ ( 2008 )

-関連ページ-
"Our Long Road Home"特設ブログ ( 公式 )
"Blue-Sky Research"(前作)レビュー
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