Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
エルマロなふたり
2008年 07月 30日 (水) 23:08 | 編集
今年に入って"Noface Butt 2 Eyes"を発表したEl-Malo。エルマロは會田茂一と
柚木隆一郎の二人組なのだが、今年の6月に入って會田茂一が脱退。以下に
紹介する2枚のアルバムの発売直前である。最新作がエルマロ初体験であった
自分にとって事実上の解散は惜しまれるが、ソロもまた興味深いので、今後の
動向を探っていこうと思う。では、エルマロのメンバーそれぞれのソロアルバムの
レビューをドウゾ。どっちもイイ!です。


" SO IT GOES " / 會田茂一

気合の一発!かと思ったら、すごく緩いグルーヴ感のあるアコースティック・サウンド
だったので拍子抜けした。でもその安心感にドップリと浸かるには時間は掛からなかった。
エルマロがアヴァンギャルドでも、間口を広げていたのはこういうポップさがちゃんと備わ
っていたからだろう。何よりも一番響くのは歌であり、メロディーだ。そのメロディーラインが、
自分にはホントツボで。ポップなんだけど、穏やかで、それとなく色気もあって。こういうメロ
ディーを書ける人って言うのは本当に貴重!どうやらほぼ自分で制作していて、宅録っぽい
感じなのだが、それで塞ぎこまずにこれだけ開放感があるっていうのは充実している人の
成せる業だね。「ゆったり」となると昨今はサーフ・ミュージックばっかり取り上げられている
ような気がするけど、自分はこういう方が好きだな。ちなみに、名前にピンと来なかった人は
「木村カエラの"リルラリルハ"を作った人」と言えば、分かってもらえるかな?

★★★ ( 2008 )


" NEVAEVA " / 柚木隆一郎

相方のアルバムとの違いを一言で表せと言われたら「こっちの方がより変態的」という言葉
しか浮かばない。コーネリアスや曽我部恵一、PANICSMILEを動員して作り上げる、ザ・アヴ
ァンギャルドな世界。そこには狂気も熱も耽美も、そして甘美も混沌として存在する。でも混沌
の中に不思議と聴き手を虜にするポイントが配置されているのが、天才肌といった印象を与え
る。リズム、ベースのいい意味での違和感、陶酔を引き起こさせるような上モノと、サウンドど
れをとっても「あっち側」へ引きずり込ませようとしているようにしか思えない。もちろん引きずり
込まれるのだけどね。古いとか新しいとかそういうのを超えてこういうのが好きな人はたまらな
いだろう。「気持ち悪い」と一蹴する人の方が多いことは言うに及ばないが。なんとなくだが、
全体を支配するやさぐれ感がレディオヘッドの"アムニージアック"に似ているような気がする。
相方のアルバムとどっちが好きか?と言われると、どっちにも良い部分が沢山あるので難し
いのだが、社会不適合精神を有している自分は、やはりこっちに軍配が上がるかなぁ?

★★★★ ( 2008 )
Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) Deep Impact all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。