2008年
07月
14日
(月)
20:31 |
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" Seeing Sounds " / N.E.R.D
3rdアルバム。ロック一筋だとかブラック系一筋みたいな人達にあんまり受けなくて、分け隔
てなく音楽を聴く人の方がこのプロジェクトを評価しているのも頷ける。だってこの人達のサウ
ンド・ミクスチュアリング能力って尋常じゃなくて、着地点が毎回凄いところに行くからだ。ロッ
クの初期衝動やソウルフルな音楽を求める人には理解するのに時間が掛かるのかもしれない。
彼らの持ち味は、生演奏の押し引きでもなく、サンプリングの魅力でもなく、プロダクションの
凄みだ。ロックもヒップホップもR&Bも全て同等に扱われ、一緒くたに料理されるのだ。今作は
それが過去最高に高いレベルに到達している。「流行の音、カッコいい音に対する嗅覚が凄い
よねー」という以上の「恐れ入りますわ・・・」という隙の無さ。だがあくまでも、シンプルで、本人
達は楽しんで作っていそうなのが更に恐い(隙が無いのに、妙な開放感がある)。ファレルの
ヴォーカルが今まで以上に上手く乗っかっているのも素晴らしい。どこにも属さない、だが属さ
ないからこそ孤高。こういう音って皆やりたいんだと思うんだけど、なかなか出来る人は少ない。
強いて言えばゴリラズぐらい?そういえばこのジャケットもゴリラだね。全く関係ないけど。
★★★★ ( 2008 )
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