Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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春の女達
2008年 05月 27日 (火) 14:03 | 編集
今年の邦楽は女性の活躍が目覚しいですね。PerfumeやSuperflyが(どちらも楽曲自体を制作
しているのは男性ですが)アルバム週間1位になったのを始め、アムロちゃんの堂々的なシング
ルでの復活など(ベスト盤が出るそうですね。売れそう)。今回紹介する4作品も全て女性の作品。


" Big☆Bang!!! " / 中川翔子

アニソンのカバーアルバムを経て、漸くと言ったオリジナル1stアルバム。しょこたん人気っていう
のは不思議なものがあって、アイドル的な人気のみならず、フツーの若い子達からは一癖ある変
な子だけど可愛い子っていう認知をされているし(個人的には二癖ぐらいある気がする 笑)、ベテ
ラン声優を始め中年層の人達からは妹分のような可愛がり方をされている(確か誕生日かなんか
のイベントにはべジータ王子が来ていた)。一部のアンチは別として、ここまで広く受け入れられて
いるのは彼女の魅力と憎まれなさから来ていると思う。だからこのアルバムも「しょこたんに歌って
ほしい!」っていうのをクリエイター側から感じるような力作になっている。正直ここまでクオリティ
ーの高い曲が並ぶとは思わなかった。しょこたんの歌唱は基本的にはカラオケが育んだものに
過ぎないのだけれど、結構良い線行っていると思う。馬鹿に出来ないなこれは。


" 秘密 " / aiko

そこまで真剣に聴いているわけではないけれど、この人ほど一定のクオリティーを持ってアルバ
ムを作っている人は日本の中では数少ないんじゃないだろうか。このまま行けばユーミンレベル
までいけると思う。ソングライティング能力が高いのはもちろん、やはりこの人の音楽にとって重
要なのは歌詞だろう。日常の言葉を使いながらも、感情を全てをノートに書き留めているんじゃな
いだろうかと思うぐらい精細な歌詞。恋愛の歌詞を書く女性アーティストは数いれど、この人まで
ディティールに拘った歌詞を書く人はいない。このアルバムじゃないけど「えりあし」っていうタイト
ルの曲があって、「えりあしで曲が作れんのか!?そこから膨らませられんのか!?」って驚い
たものだ。インタビューで、歌詞から楽曲制作から始まり、その後にメロディーを乗せるといってい
たがそれも納得。あと恋愛ジャンキーとも言っていたな。男の目線から聴くと共感というよりは「
女の子ってホントにこんなこと思ってんの?」って感じなのだが、その緻密さにちょっと恐怖心さ
え覚える・・・。


" +1 " / 木村カエラ

まだsakusakuがジゴローだった頃、企画モノのような形でデビューした彼女もいつのまにかこん
な普通に聴かれるアーティストになっているとは。この人はバックの人が本当に豪華すぎて毎回
驚いてしまうのだけど、今回もスゲー。「奥田民生、石野卓球(電気グルーヴ)、會田茂一、ミト(ク
ラムボン)、高桑圭(GREAT3)、など」ですって。彼女の吸引力って一体何なんだろうか。実は彼女
には日本語ロックの突破口と言うか、彼女を通して日本のロックがもっと聴かれていくかもしれな
いと期待していたのだけど、現状を見るとそうでもない。彼女のファンは木村カエラは木村カエラと
して聴くよう?そこでかなり斜に構えた見方をついしてしまうんだけど、彼女って良い副収入なの
かもな。なんでそんな見方をしてしまうかと言うと、やっぱり彼女自身のオリジナリティーが圧倒
的に弱いからだろうな。そこそこツボを抑えている感じなんだけど、なんかもったいないなぁと思
ってしまうんだよね。

yui_ilovedyesterday.jpg
" I LOVED YESTERDAY " / YUI

いよいよYUIも大衆に受け入れられる覚悟を決めたと言うか、消費に耐えられる作品を作ってき
たと言うか。乗り越える壁を設定しそこをもがくように歌っていくスタイルから、同じ境遇にある人
達にエールを送るようなスタイルに変わっていることがかなりデカイ。ラヴソングに関してもReady
to Loveと初々しく歌っていた頃から比べると、より具体的な内容になっている。サウンドに関し
てもアコースティックなサウンドから、エレキギターを全編的に導入したロック・テイストの曲が並
ぶ。歌詞に鋭利さは無くなったが、それだけ色々な人に分かりやすいものになっていると思う。
この辺を成長と捉えるか、凡庸になったと捉えるかで、この作品の評価は大きく異なるだろう。
かく言う自分は、未だに評価できていないのだけれど。確かに初期の衝撃性は大きな魅力であ
ったものの、あれはあの時点での感情なり考えをアルバムにしたもので、それを変わらずに表
現しなければならない義務はどこにも無いからだ。20前後の女性アーティストならなおさらだ。
ソングライティング能力は作を追うごとに本当にプロっぽくなっていくので、どっちが良いかと言う
のは正直分からない。しかし、この辺の年代の女の人って本当に一年刻みで変わっていくから
不思議だよなー。
Comment
この記事へのコメント
へぇ~
男性から見た女性アーティストの印象って面白いですね。非常に興味深いです(笑)紹介されている作品、聴いてみたくなりました。

確かにえりあしから作品を作れるのはスゴイ!(笑)
2008/ 05/ 28 (水) 22: 03: 35 | URL | きょん # B4Cod8qk[ 編集 ]
>きょんさん
やっぱり性別で音楽の聴き方はちょっと違うかもしれないですね。

他にもアイコはありえないタイトルがけっこうあったりします(笑)でも良い曲ですけどね。
2008/ 06/ 03 (火) 01: 15: 03 | URL | fafnir # eqP7eH0Y[ 編集 ]
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