Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Seventh Tree / Goldgrapp
2008年 03月 09日 (日) 05:41 | 編集

" Seventh Tree " / Goldfrapp

4thアルバム。エレクトロ・サウンドを主体としながらも作品ごとに大きく作風を変えてきたゴールド
フラップ。フランス映画を思わせる耽美や退廃を感じさせた一作目、ダンサブルなエレクトロ・サウ
ンドを大幅に導入した二、三作目。果敢な音楽的挑戦と振るいかけ、もう自分はこういう音楽をや
っている人に弱い。そして今作は前作とは間逆の方向性ともいえる、アコースティックサウンドを
取り入れた作風に。ただアコースティックサウンドとはいっても、培ってきた緻密なサウンド・プロダ
クションも確かに生きており、それを一体化させることで得られた不思議な開放感。今までが夜の
風景を映し出していたとすると、今作は春の息吹を感じさせるような開放的な空間に。さらにそこ
に儚げなアリソンのヴォーカルが乗ることによって、ゆらゆらとした感覚が現れる。下品にたとえて
しまうと、野原で真昼間からお酒を煽っているような(他に例えが見つからなかった自分の文才の
無さが申し訳ない)。感覚的にはコクトー・ツウィンズやマーキュリー・レヴを聴いているときと似て
いるような。アコースティックサウンドとエレクトロの融合というとフォークトロニカという言葉が浮か
ぶわけだが、ゴールドフラップの経てきた道の先としてのこの方向性、ポップスとしても成立する
力強さ、明らかに提示する分けではないが確かに感じる唯一性、など様々な要因を考えると安
易にフォークトロニカと呼ぶには惜しい。もっとジャンルの垣根を無視して、色々な人に訴えかけ
る力を持った作品だと思う。1stも捨てがたいが、それと同等かそれ以上の力作。

★★★★☆
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