Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Award SuperNova-Loves Best- / m-flo
2008年 02月 14日 (木) 07:55 | 編集
Award SuperNova-Loves Best- / m-flo
Award SuperNova-Loves Best- / m-flo

m-floの"loves"という5年に渡るプロジェクトを一枚にコンパイルしたベスト盤。そもそもm-floと
いうのはLISA , Verbal ,Takuの3人からなり、そのバランスがブレイクに結びついたといっても
良かった。LISAの力強くも切ない歌声(決してバラード一本になることが無く個人的にはかなり
評価している)、Verbalの軽やかでかつ巧いラップ、Takuのエレクトロニクスを多用したトラック。
それらがまさに正三角形のような美しさを体現していたのだった。しかし、周知の通りLISAが脱
退、残る二人は決断を迫られた。そこで生み出されたのが第三者を毎回変えて立てるというこの
lovesプロジェクト。正直最初にクリスタル・ケイを呼んだときに苦肉の策のようにも思えたが、次
々と刺激的なサウンドを提示し、なによりもコラボレーションの面白さを全国的に知らしめていくう
ちに、これが「本気」なのだと理解した。その結果、アルバム三枚、コラボレーション・アーティスト
総勢41組、年数5年と、まさに彼らが大好きな宇宙のような壮大なプロジェクトになっていった。

このプロジェクトの最も評価するべきところは「価値の再生産」「価値の創出」だろう。まず「価値の
再生産」。もう既に名の知れたアーティストとコラボレーションすることには、双方の新たな魅力を
発見するという意味で大きな価値がある。別の言い方をすれば、それは既存のイメージを良い意味
でぶち壊すことである。「ゲストを呼ぶ」という形以上の、星と星がぶつかって膨大なエネルギーを
放出するような煌きを伴っていた。Chemstry , Dragon Ash , kahimi karie , monkey majik ,
BoA , 安室奈美恵との楽曲はその最たるものだと思うし(特にBoAとの楽曲はMondo Grosso
とのコラボと肩を並べるぐらい素晴らしい!)、もちろんその頂点はAkiko Wadaだ(あんなにカッコ
いいと思わなかった 笑)。また、名の知れてない新人とのコラボレーションは比較的m-floが前に出
てくることは否めないし、全てが成功しているとは言いがたいが、時として新たな価値を創出する。山
本領平 , melody.を呼んだ"miss you"なんかは超名曲だし。こうして価値の再生産、価値の創出
なんて書いているとマーケティングの教科書を開いているようだが、奇妙にもlovesのヴィジュアル・
イメージがスーツを決め、コミカルなメガネを掛けた、「ちょっと可笑しなビジネスマン」に扮装して
いるようだから面白い。

本当に面白いプロジェクトだったと思うし、まだ先が見てみたいと思う気持ちも大きい。だってこんな
魅力的な邦楽の縮図は他には無いから。だが、確かに飽和も感じていたし、m-floの他の魅力も見
てみたいのでここで終わるというのは正しい選択なんだろう。コミカルに演じていても、確かに技巧派
な彼らの先も見ていきたい。・・・ところでこのベスト盤、自分が聴きたい曲があんまり入ってないのだ
けど。まぁオリジナルは持ってるし、レコード会社などの柵もありそうだから仕方ないのだけどね。

( 2008 , Best of )
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