Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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美しい音楽
2006年 11月 22日 (水) 23:36 | 編集
・【幻想的】: 現実から離れて、まぼろしの世界を夢見ているようなさま。ファンタスティック。
・【退廃的】: 道徳的にくずれて不健全なさま。デカダン。
・【耽美】: 美を最高の価値として、ひたすらその世界に心を傾け陶酔すること。

僕はこんな言葉がレビューに並んでいる音楽が大好物です(主にロックバンド)。音楽の種類は数
あれど、やはり夢を見させてくれるような、またはどん底へ突き落とすような、そんな音楽は素晴ら
しいです。ただ残念ながら、具体的にそういう音楽とはどういったものか上手く説明することは出来
ません。もうこればっかりは音楽から感じ取られるフィーリングに頼るしか。というわけで、言葉でこ
の音楽とは?ということを書き連ねても仕方ないので、実際にお気に入りのアルバムを紹介しちゃ
います。どうぞ。

ただその前に、2つ補足しておきたいことが。まず第1は「じゃあクラシック聴けば良いじゃん」とい
うこと。確かにクラシックなら上の4つの言葉にばっちり当てはまります。ロックのような記号性も
あまり無いので陶酔にはもってこいです。ですが、自分はまだクラシックで陶酔するほど精神的
に大人じゃないのです(単に詳しくないっていうのもあると思いますが)。まだまだ音楽に衝動を求
めているのですね、ハイ。第2に「それってゴスじゃん?」ということ。これもまーそうといわれれば
そうなんですけど、自分の中では明確な線引きがあるのです。ゴスって自分の中では「メタル」と
融合されている印象が強いんですよね。その手のバンドが今人気だからなのかもしれないです
が・・・。自分はメタルがそんなに好きじゃないんで、ゴスっていうのもちょっと違うんですよねぇ。

前置きが長くなりましたが、早速紹介していきます!


" Meds "/ Placebo ( 2006 )

やはり「耽美」「妖艶」と聞いて最初に思い浮かぶのはプラシーボでしょうに!!"Meds"は彼らの
最新作(一体何回紹介するんじゃい)。もうプラシーボはどのアルバムを聴いても、艶めかしくて、
妖しくて、本当に体に染み込んでくるよう。彼らは駄作なんて一度も作ってないし、音楽的進化も
ハッキリ示せてる。決してメインストリームではないけど、本当に良いバンドだと思う。「グラムロッ
ク」とも言われているけど、自分はもっと別の何かだと思っている(そもそもグラムロックの定義自
体曖昧。音楽性で無くファッション性で付けられた名前だし)。いいから来日してくれ。


" Absolution " / Muse ( 2003 )

お次はミューズ。ミューズは「クラシックの影響」を公言しているとおり、その旋律の美しさには目を
見張るものがある。そして彼らの作品の中で一番「耽美」を感じるのはこれ。冒頭の"Apocalypse
Please"なんかは「どぎゃーん!」って感じの神々しいという域まで行っちゃってるし、"Blackout"
はモロにクラシック風の美しいウットリ・ナンバー。ミューズのへヴィな面ももちろん好きだけど(も
ともとへヴィロック好きなもんで)、どちらかというと美しい、繊細な部分のほうに惹かれる。そのバ
ランスがよく取れているんだよね、このアルバムは。他にも一作目の"Unintended"や最新作の
"Invincible"も大のお気に入り。来日公演、ぜひZEPPの追加公演やってくれ。


" All Is Dream " / Mercury Rev ( 2001 )

もう最初のシンバルがなった瞬間からタイトル通り、全てが夢に変わる。ユラユラと揺れる幽玄な
メロディーに手を引かれ、あたかも天上の世界へ。でも、弱弱しく夢に逃げるのではなくて、この
世の全てに花を咲かせてしまおうとするかのような力強さ、壮大さを伴っているからすごい。いや
ーホントにすごいのよ、このアルバム!とつい熱くなってしまうのは、あまりにも日本で知られてい
ないから。まぁかくいう自分も知ったのは最近だったりするのだけど( ´Д`) かなり活動期間も長く
て、ついこの間ベストアルバムが出たばかり。アートワークも大のお気に入り、名盤中の名盤。


" The Screen Behind the Mirror " / Enigma ( 2000 )

エニグマことマイケル・クレトゥのソロ・プロジェクトもかなり幻想的。もっとも彼の作品に至っては
「荘厳」とか「崇高」といった言葉の方が合うかもしれない。1作目では「グレゴリオ聖歌とダンスビ
ートの融合」、2作目では「どっかの長老の歌をサンプリング」して人気を得たエニグマ。4作目とも
なる今作では「カルミナブラーナ(名前を知らなくても聴けばわかる!)」までも導入し、よりダーク
により壮大に。他にもアンビエントやプログレの要素もあったり。そしてとにかく"Gravity Of Love"
が神曲過ぎて困る。もう仰々しい音楽が好きな人にはたまらなく響くと思う、たぶん。自分が頭を
割られるような衝撃を受けた音楽。今年しっかりと新作出てます。


" Secrets of the Beehive "/ David Sylvian ( 1987 )

こんなにも「一生聴き続けられる」と深く思った作品に出会ったことはない。それぐらい完成度が
高く、しかも中毒的。ピアノが印象的に響くシンプルな構成ながら(この辺は教授の貢献)、ところ
どころに毒があって、さすがシルヴィアンといったところ。それにこの人が無敵なのはその歌声。
JAPAN時代は結構高音というか軽めな印象だったけど、今作から一気に渋みが増しちゃって。
そりゃあもう「最高」という言葉以外は見つからないわけですよ。ちなみに歌唱法は実にいろいろ
な人に影響を与えてます。また最近ではこのアルバムの雰囲気+エレクトロニカという反則極まり
ない音楽性(笑)のプロジェクトNine Horsesも活動中なので興味を持った方はドウゾ。そういや
来月ミニアルバムがでるね。絶対買わなきゃ。あと来日してほしい、というか拝みたい。


" Roentgen " / Hyde ( 2002 )

そしてそのデビシルの影響をモロに受けてるのがラルクのハイド。そしてここではラルクではなく、
「敢えて」このアルバムを紹介。こっちの方がより彼の趣味性が露になっていると思うから(でも人
間性は垣間見えないのだけれど)。そしてこの"Roentgen"は上のアルバムに酷似している。でも
それはアイデアを盗んだというよりは、オマージュ的な意味合いのほうが強いんじゃないかな。そ
れに、ちゃんと彼らしいポップさも入っているし、何よりここまでのクオリティを出せたのだから凄い
。このアルバムはコンセプトも好きだし、トータリティもあるし、全曲素晴らしいのだけど、何か一曲
選べと言われたら間違いなく"Evergreen"を選ぶ。この曲は冗談抜きで(ラルクを含め)彼が今まで
作ってきた中の最高傑作だと思う。儚くて、美しくて、セクシーで・・・とにかく名曲。この曲を聴いて
何も感じなかったのなら多分彼の表現するものは全部受け付けないのだと思う(ちょっと言い過ぎ
かも)。これからますますこのアルバムが合う季節になるので楽しみ。


長いのに付き合ってくれてありがとうございます。
他にも良いのがあったらぜひ紹介してくださいね~。
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