Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Mogwai ( 2006.11.12 )
2006年 11月 13日 (月) 23:23 | 編集
Mogwai @ 恵比寿 LIQUID ROOM( 2006.11.12 )

mogwai2006.jpg

自分にとって初のリキッドルームでのライブだった(というか恵比寿で降りるのも始めて)。例の
ごとく早く着きすぎてしまったので寒かったらイヤだなーなんて思っていたのだけれど、なんと
リキッドルームの2Fは「Tower Cafe」になっていまして。暖房、飲み物、コインロッカー、大量の
ソファ(これが程よくくつろげて最高だった)を完備。寒い思いもせず、立ちっぱなしで腰が痛いな
んて思いもせず、実に穏やかにライブは始まった。

RATRAT(opening act)
感想は良い!というよりも「面白い」。打ち込みのサウンドが響き渡る中、ギター二人組みが何や
らメタルっぽい(ゲームミュージックぽくもあった)結構ベタなメロディを弾いていく。途中で轟音に
なったり、チマチマと細かいメロディを刻んだり、クネクネ動いたりしている様に「あ~本当に音楽
が好きなんだな~この人たち」と知り合いのバンドを応援しているかのような気分に(笑)意外と
こういうバンド嫌いじゃないのよね(単なる打ち込み好き)。1時間ぐらいやってたけど飽きなかった。

さて、真打・モグワイの登場!

Mogwai
最初に書かせてもらえば、このバンドに対して愛着を持っていなかった。確かに彼らの作品は素
晴らしいし、オリジナルだし、多作家だし、良いバンドには違いない。そうは分かっていてもなんと
なく好きになりきれなかったのだ。常々何故なのだろうと思っていたが、この日簡単に分かった。
「ライブを見ていなかった」からなのだ。それほど彼らのライブは凄まじい。普通アルバムツアー
となるとアルバムの良さを「確認」しにいったり、アルバムの世界観を自ら「完成」させにいくもの
だが、彼らのツアーは全く違う。CDで聴くのとは別の、新しいものを「体感」しに行くのだ。

"Mr.Beast"とは本当に良く言ったもので、この日の彼らをそのまま表していると思う。この日は(
も?)静寂から轟音、そしてまた静寂と押しては引いて行く波のようなセットリストだったが、とにか
くその緩急のつけ方が上手い。「甘美」とでも言いたくなるような甘いメロディー(自分が彼らに対し
て一つ勘違いしていたのはこの余りある「色気」を感じ取っていなかったことだ)。フラッシュの中放
たれる野獣のように襲い掛かる轟音(あんなにデカイギター音聴いたの初めて)。どちらか一辺倒
ではなく、静寂と轟音両方を巧みに転がしていくのはさすがオリジネイターならではの貫禄。だか
ら個人的には今夜に「ベストモーメント」は無いと思った。最初の静寂から轟音、最後の地球爆発
1分前!みたいな音まですべての瞬間にバンド哲学が行き渡っていて、全体を通して大きな世界
観を表現している気がしたのだ。

それとこの日特に感じたのは、前が見えなくなるぐらいのフラッシュと轟音が渾然一体となって降
ってくる時、身動きが取れなくなってしまうということ。もっと体を揺らしてみたり、拳を突き上げたり
しても良いものだと思ったが、初体験の自分にはあまりにも衝撃的過ぎてただ立ち尽くすしか出来
なくなっていた(周りの人の反応も大体そうだったかな)。どうやら人って言うのは本当に美しい瞬
間に出会ったとき、ああいう風になってしまうらしい。事実、公演が終わった後もしばらく現実に帰る
ことが出来なかったし、今もなんだか夢見心地のままだ。「モグワイのライブは凄い」、何度も見た
り聞いたりした台詞だったがここまでとは予想できなかった。「百聞は一見に如かず」なんていう
のは全てのバンドに当てはまるかもしれないけど殊に彼らの場合はそうだ。

少し音楽観が変わってしまったかも。
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