Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Coldplay / X&Y
2005年 06月 25日 (土) 10:29 | 編集
coldplay_xandy.jpg
Coldplay / X&Y

苦労の末の実り

3rdアルバム。Coldplay は前作「 A Rush Of Blood To The Head 」( 「 静寂の世界 」
は勘弁 ) を出したときは、UKで人気あのあるバンドのひとつぐらいで、今のような人気は
無かったと思う。でも、売り上げもどんどん大きくなり、グラミーも獲得してしまい・・・いつ
のまにか最も勢いのあるバンドになっていた。そんな凄さもあるんだけど、そのおかげで
今作に対するプレッシャーは半端なものではなかったはずだ。一度出来たものをお蔵入り
にしてしまうまでなんだから、到底僕らには想像できない。そして苦労の末、ついに 「X&Y」
が完成した。自分も興奮を隠し切れず、張りきってプレイボタンを押してみた。最初の印象
としては、美しいんだけど全曲似てて思ったより響いてこず、アルバム全体が平坦な感じ
・・・。しかし、何回か聴いているうちに、個々の曲が鮮明に浮かび上がってきて圧倒的な
までのサウンド構築、深みのあるメロディーが強烈に胸に響いてきた。そう、平坦に思えた
のは全曲のクオリティが高いからだったのだ。前作の正当な進化系といえる先行シングル
「 Speed Of Sound 」さえもこのアルバムでは特別良い曲にはならないぐらいに。

不思議なシンセ音から幕を開け、次第にロックサウンドへ移行していく「Square One」から
始まり、もし全てを失ったらという暗くも壮大なバラード「 What If 」、クラフトワークをネタに
使った「 Talk 」、そして「 X&Y 」まで X Side は壮大なスケールで進行する。特に4曲目の
「 Fix You 」は名曲中の名曲!静かなイントロに始まり、しだいに高揚していき神々しいサビ
へと飛翔していく曲。自分の中では 「 Yellow 」を超えてしまったかもしれない・・・。そして、
広がりのあるサビを持つ名曲「 Speed Of Sound 」から、シンプルでリラックスした雰囲気の
「 A Message 」 、「 The Hardest Part 」、コールドプレイ版ゴスペルといって良い胸躍る曲
「 Swallowed In The Sea 」、最終曲「 Twisted Logic 」までの Y Side は X Side よりも
比較的シンプルで明るい曲が並んでいる。しかしこのアルバム、息つくところがない。

いち叙情派バンドとして括られてきた彼らだが、今作でもっと大きなロックバンドだという
認識になるんじゃないかな。そして「ロック」好きには注意してもらいたい。このアルバム
には分かりやすい強弱なんて皆無である。聴く人によっては全てが同じ曲に聴こえかね
ない。もしかすると普段ポップスを聴いている人のほうが、すんなり耳に入っていくかも
しれない。世界を覆うスケールで響く傑作。ぜひ何度も聴いて欲しい。

★★★★★ ( 2005 )
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