Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Artist Pickup 08 : Placebo
2006年 09月 28日 (木) 00:46 | 編集
さて、夏が終わっても音楽熱は止まりません。久しぶりのアーティストピックアップ。
張り切って行きたいと思います。では、ドウゾ。今回は・・・・

placebo01.jpg
最新のアー写。いつまでも変わりなく美しいこと・・・・

Placeboです!今までピックアップしてきたアーティストの中ではもっとも日本で人気が無いか
もしれないですね・・・(苦笑)プラシーボはUK出身の3ピースバンドです。とはいってもイギリス人
なのはメンバーで一人だけ。グラムロックの正当な継承者とも言われ、デビュー当時からグラムロ
ックのキング・デヴィッドボウイのお気に入りのバンドでもあります(共演経験もあり)。でも決してグ
ラムロックの枠に囚われることなく自分たちの音楽性を貫き続け、なんと今年でデビュー10周年で
あります。本国UKはもちろんヨーロッパでも大変な人気があり、最新作"Meds"はフランス、ギリシ
ャでチャートのトップ3に入り現時点でセールスは100万枚を突破しています(今までのトータルセ
ールスは800万枚以上)。はぁ・・・なんで日本で人気で無いかなぁ。日本人が好きそうなんだけど。
というわけで今回は少しでもプラシーボファンが増えるよう気合を入れて書いていきますよ!!


placebo02.jpg
カ、カッコエエェ・・・( ´Д`)

■出会い
彼らとの出会いは・・・はっきり言って覚えておりません(汗)たぶんかつて90年代UKロックを熱心
に掘り起こしていた頃に、多くのバンドと同様中古CDをたまたま買ったのだと思います。でも好き
になったのはだいぶ後です。このバンドは一発で気に入るようなバンドではなく、それこそ薬のよ
うにジワジワと嵌っていくタイプのバンドだからです。だから最初の印象は一言「地味」なんですよ
ね。でも今ではたまに聴かないとどうしても落ち着かない中毒症状に陥っている程好きです。

■魅力
彼らの魅力はもう妖艶さと言うしかないでしょう。彼らの世界観はどこか掴みどころが無く、ハッ
キリとコレ!というものがありません。何かムーヴメントを起こしたわけでもなく、楽曲が突き抜けた
ポップ性を持っているわけでも、前衛的な音楽を奏でているわけでもありません。でもだからこそ不
思議な魅力を持っているのです。ヴォーカルのブライアン・モルコの中性的なルックスもさることな
がら、アグレッシヴなんだか冷めているんだか分からない楽曲、時代性があるんだか無いんだかわ
からないところなど、全てが浮世離れしている印象を受けます。一方では往年のグラムロックに影響
を受けつつ、他方ではミューズやマンサン、そしてジャパンとリンクするような世界観を持っています
が、それらとはどこか違うと言わざるを得ません。でもそれがたまらなく魅力的なのです。というか好
きになれば好きになるほど、「どこか好きなの?」と聞かれても「全部」もしくは「分からない」としか答
えようが無いというジレンマに陥ってしまうほど自分の中に深く入り込んできています。

■ヒストリー

Placebo
" Placebo " ( 1996 )

もうプラシーボは1stからブレイクしていました。ブレイクのきっかけはこのアルバムにも収録されて
いる"Nancy Boy"。この曲のおかげで一気にチャートを駆け上りました。まぁでも正直楽曲のみの
力とは言えなかったようですが・・・。ブライアンの中性的なルックス、挑発的な発言とも相まって一
層注目されたようですね。全体的にテンポの速い曲が多くすごく「デビューアルバム」って感じがし
ますね。というかこの年って考えてみればブリットポップの時代ですね。よくこれがブレイクしたなぁ
と思わずにはいられません(笑)ちなみに最近このアルバムの10th Anniversary Edition も出てま
す(もちろん自分は購入)。まだ聴いたこと無い人はそちらを手に取るのもアリかも。

Without You I'm Nothing
" Without You I'm Nothing " ( 1998 )

たぶん自分にとってこれが彼らを初めて耳にした作品になると思うんですが、今聴いてみるとメロ
ディーに幅が出たんだなぁと思いますね。冒頭の" Pure Morning "の名曲っぷりには今でも感服
しますが、アルバム全編を通してメロディーが楽曲を引っ張る良曲ばかり。ドラマーが変わったこ
とによって演奏もぐっとタイトになってロック!という感じがするし、程よくスローナンバーも入ってい
るし、彼らのアルバムの中では最も聴きやすいかもしれません。やっぱり音楽以外で注目を浴び
ただけ、「曲が良い」ということ言わせたかったのかもしれませんね。ただ聴きやすい分、「濃さが
足りない」と思うのもまたファン心理だったり。

Black Market Music
" Black Market Music " ( 2000 )

続くサードでは一気に音楽性の幅が広がりました。ダンスミュージックへの接近を思わせる打ち込
みサウンドから、ラップ(!)まで導入する楽曲からは彼らの音楽的な探究心が伺えます。正直、
同年に発表されたRadioheadの"Kid A"ほど上手い導入の仕方とは言えませんが、叙情系が流
行り保守化していた当時のシーンの中でこれをやってのけるのだから「偉い!」としか言いようが無
いです。でも時期的には過渡期ということになるから悲しいことに一番聴かれる回数が少ないアル
バムになってしまうのかも。良い曲いっぱい入ってるんだけど。

Sleeping With Ghosts
" Sleeping With Ghosts " ( 2003 )

このアルバムに関して最初に言わなければならないのは音楽性に全くの関係の無いことだけど
CCCDだったこと。CCCDでは無いのを探してその分聴くのが遅れてしまってイライラしたというこ
とをハッキリと覚えています(笑)さて、音楽的には「プラシーボの音楽性を確立した」と言って良い
でしょう!確かなソングライティング、退廃的な世界観、毒のある歌詞、グルーヴ感のある演奏、
程よくブレンドされるエレクトロニクスなど、全ての要素が上手く結実して独特の世界観を作り上げ
ています。前作の苦労もここで実ったということですね。このアルバムに関してはもうホント、見事
というしかない!ジャケットも素晴らしいです。

Meds
" Meds " ( 2006 )

そしてベスト盤を挟んで発表された現時点での最新作。自分の中では最高傑作。もうとにかく信じ
られないほど曲がいいです。捨て曲なんてもちろん無し。そしていつも通りの危うさの中に自信とた
くましさも感じられて。自分は新参者なので感慨というよりは感動だったんですが長年見てきた人
にとってはたまらないアルバムなんじゃないでしょうかね?ブライアンのまとわりつくようなヴォーカ
ルも超進化してて一層胸に響くんですよねぇ。もうねぇ音楽性で語るアルバムじゃないんですよ!
もうとにかく聴け!そして感じろ!ということです。聴いたらこの毒が病みつきになる人が絶対いま
す。保証します。みんなで脳みそトロトロになりましょう(笑)

■「普通に好き」を越えた瞬間
最新作" Meds "にどっぷり浸かってからですね。もうホント別格的なアルバムなんですよ!
中でも大好きなのは" Space Monkey "とタイトル曲" Meds "。

■おまけ
せっかくルックスが話題になっているんですからいろいろ貼っておきます。他にも面白いのが
いっぱいありますんで興味はある方はググってみよう!(クリックして拡大)

placebo03_s.jpg

この背景にあうバンドが世界にどれだけいるんでしょう?あとジョジョみたい(笑)

placebo04_s.jpg

女?っていうかこれなら付き合える!(笑)

placebo05_s.jpg

女(その2)?う、美しい・・・・むしろ付き合ってください!(笑)

■切なる願い

とにかく

日本に来てくれ!!

もう五年は来てないんだよぉ~。そりゃ日本であんまり知名度無いのは分かるけどさぁ~。
前はフジロックとか来たんだし・・・ね?来年待ってますよモルコさん!
Comment
この記事へのコメント
人気ないですね
プラシーボはもっと知られてもいいと思います。
聴きやすい音だと思うんですが・・・
1st、2ndが特に気に入ってます。
一度LIVE行きましたがよかったですよ♪
2006/ 09/ 28 (木) 06: 40: 39 | URL | creem-soda # -[ 編集 ]
>creem-sodaさん
日本で人気無いですよねぇ~。というか知られてもいない感じで・・・( ´Д`)音的には最高なんですがねぇ。

ライヴいったんですか!羨ましいです。次の来日はあるんでしょうかねぇ??
2006/ 09/ 29 (金) 00: 02: 20 | URL | Fafnir # TU.OLDgg[ 編集 ]
こんばんは!
確かにプラシーボはビッグ・イン・ジャパンとは反して
「スモール・イン・ジャパン」な感じですね・・・。

以前、サマソニで来日キャンセルがあったような・・・。
「Without You I'm Nothing」が個人的には一番好きですけど、「Meds」も試聴して「いつか買うぞ!」と思いつつ、放置となってます・・・。
Mansun、Suedeあたりと並行して愛聴とてたなぁ。
でも、いつの間にか忘却の彼方へ行ってるんですよね。嫌いじゃないんですけど・・・。
不思議な位置に居るバンドですね。
2006/ 09/ 29 (金) 00: 07: 20 | URL | K # -[ 編集 ]
>Kさん
まさにスモールインジャパンですね・・・残念ですが。

サマソニは2003年にキャンセルしましたね。日本あんまり好きじゃないんでしょうか。"Meds"おススメですよ!っていうか上にも書いてあるように自分の中では最高傑作です。良ければ聴いてみてくださいね。ぜひ記憶の隅から引っ張り出していただいて・・・(笑)
2006/ 09/ 29 (金) 22: 55: 04 | URL | Fafnir # HLdkuL/2[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) Deep Impact all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。