Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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映画 : コラテラル
2006年 09月 20日 (水) 23:24 | 編集


『コラテラル』 ( Collateral )
監督 : Michael Mann
出演 : Tom Cruise , Jamie Foxx 他
( 2004 )

-Story-
ロサンゼルスで平凡なタクシー運転手として12年間働いてきたマックス。だがそんな彼が乗せ
た客は、夜明けまでに5人の殺しを依頼された殺し屋ヴィンセント。このヴィンセントの“足”にな
らざるを得なかった彼だが、ついにスキをついて反撃に出る!


まさに出会ったと言っていい。見終わった後に全身に震えが来るのを止められなかった映画は
久しぶりだ。世間の評価など関係なし、もう諸手をあげて傑作だと叫びたい。緊迫した映像、匂
いを残す男たち、運命を感じるストーリー、シーンにぴったりの音楽、美しい街。この映画の魅力
を挙げているとキリがない。もしかすると、ここまで世間の評価を気にせずに諸手を挙げて絶賛
できる映画に初めて出会ったのかもしれない。

この映画に「リアリズム」や「派手なアクション」を期待しているなら間違いなく見ないほうが良い。
ストーリーの構築性だって結構曖昧なものだ。トムクルーズ演じる殺し屋は殺し屋というには確か
に間が抜けているし、アクションもきわめて地味だ。だが、そんなことはこの映画を見る上で大して
問題じゃない。この映画で重要なのは男同士の漆黒の意思の衝突だからだ。価値観の違う二人
が善悪を超えて衝突しお互い変わり生長する。そこで生じるダイナミズムに酔いしれる。現実世界に
囚われたチマチマしたリアリズムも、視覚に頼った表面的な派手さも要らない。あるのはプロフェッ
ショナルとして、男として、人間としての精神だけ(特に最後のシーンはテクニックではなくまさに意
志の衝突を見せ付ける鳥肌もののシーン!)。物語に女らしい女が出てこないことからもわかるが、
これは完全に・・・・・・・・・・・「男の世界」だ。とここまで書いてきてわかる人はわかるだろうが、これ
は完全に荒木飛呂彦の「ジョジョ」の世界だ。元々この映画を見るきっかけがSBR最新巻の表紙
の作者欄だったわけだが、ここまでピッタリと自分のツボをついてくるとは思わなかった。特にこの
映画の後半で運命が絡まっていく様を見るとき、SBR第8巻においてジャイロがリンゴォに立ち向
かうのを読んでいるときに感じた興奮と同じものを感じた。漫画を知っている人はこれが何を意味
するか分かるだろう。

マイケル・マン監督の作品を見るのはこれが初めてだが、いきなりフェイバリットな監督となってし
まった。というか今まで見てなかったことが可笑しいと思えるぐらい自分のツボにはまる世界観。
「ヒート」「インサイダー」などの他の代表作もある程度このテーマを扱っているらしいので遡ってい
くのが楽しみで仕方ない。ちなみに最新作のマイアミ・バイスは微妙みたいね。
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