Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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マッシヴ・アタック新曲解禁
2009年 08月 27日 (木) 07:53 | 編集
massiveattack_splittingtheatom.jpg

" Splitting the atom " / Massive Attack by risingson

マッシヴ・アタックの新曲"Splitting the Atom"が解禁された。これは10月7日に発売される
EPに収録されるもの(英国は10月5日)。本来ならば歓喜してしょうがない特大ニュースのは
ずなのだが・・・ちょっとアルバムの出来に心配が・・・。

想像以上にエレクトリックな音色にまず驚かされる。06年に見たライヴの生音のダイナミックさ、
前作以降に発表された楽曲"Live With Me"、"False Flags"から勝手に今回は生音をフィーチ
ャーするものだと思っていたからだ。やはり期待通りにはやらないのが彼ら流なのかもしれない。
上モノはおそらくほぼ電子音で構成されており、ヴォーカルにもところどころエフェクトが掛かって
いる。そして肝心のドラム&ベースも以前のぶっとい音に比べれば大分軽くなっているし。正直
誰かのリミックスと言われて初めて聴いたら信じ込んでしまいそうな感じ。う~ん、新作はどうな
っているんだろう・・・。
ただ、今作を聴いて安心したのが、ホレス・アンディとダディーGの声。やはりホレス・アンディー
の声はたまらなく魅力的であるし、およそ10年ぶりに(!)マッシヴの楽曲に参加したダディーG
の声にはオッ!と思ってしまった。今回はちゃんとユニットとして制作されたよう。

来たるEPの収録曲は↓。
01. Splitting the Atom [ft. The 3D, Daddy G, and Horace Andy]
02. Pray for Rain [ft. Tunde Adebimpe]
03. Psyche [remix] [ft. Martina Topley Bird]
04. Bulletproof Love [remix] [ft. Guy Garvey]

そしてアルバムに参加しているといわれているのが↓。
デーモン・アルバーン(ブラー)、ホープ・サンドヴァル(元マジー・スター)、マーティナ・
トプレイ-バード、ガイ・ガーヴェイ(エルボー)、トゥンデ・アデビンペ(TV オン・ザ・レディオ)

アルバム発売は2010年2月の予定。アルバムへの道はまだ序章。これからの
ニュースに期待。7年ぶりの衝撃になっているのかどうか、まだ現時点では分からない。

-関連ページ-
・マッシヴ・アタック公式HP
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Ambivalence Avenue / Bibio
2009年 08月 26日 (水) 10:01 | 編集

" Ambivalence Avenue " / Bibio

クリス・クラークやボーズ・オブ・カナダから絶賛され、ワープ・レコードへ移籍(どうやらクラークの
推薦があったみたい)。その影響か以前にも増して注目を集めているこのビビオ。基本的には
生音の上モノで、オーガニックで美しいメロディーに、洗練されたヒップ・ホップ・ビート―と確かに
ワープらしい音作り。他にもスコット・ヘレン的なコーラスがあり、シガー・ロス的な歌唱がありと
実にそつがない。こうやって書いていると、読んでいるだけで音が想像できてしまうだろうし、予
想の範疇で面白みに欠けると思われそう。確かに革命的なサウンド・プロダクションというのは
無いのかもしれないが、実は中々の求心力を持っている作品である。今作の最大の特徴は、
アナログ・チックな質感というか、優しい肌触り(耳触り)があること。近代的なビートと60&70年
代的なソウルの感覚というのが実に自然に溶け込んでおり、最新鋭の家電製品にノスタルジー
を感じるような不思議な感覚を覚える。このバランスが良いアンバランスさ、フツーの顔してやって
ることは全然普通じゃない感じが癖になり、つい手を伸ばしてしまう。手法は世に溢れているかも
知れないけれど、その音楽センスは確かなもの。やっぱりワープの引き抜きは毎度感心させられ
るなぁ。

★★★☆ ( 2009 )
Street Sweeper Social Club / Street Sweeper Social Club
2009年 08月 23日 (日) 04:28 | 編集

" Street Sweeper Social Club " / Street Sweeper Social Club

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ師匠によるオーディオ・スレイヴ、ナイトウィッチ
マンに続くプロジェクト、SSSC。黒人MCブーツ・ライリーを引きつれ、久々に「あの時」のような
血沸き肉踊るギターを聴くことが出来る。やたらノリノリで変態的なギターを弾いていて、レイジ
ファンならやっぱこれでしょ!となること確実。トム・モレロ師匠はアコースティックではなくてエ
レキで無くてなならない。そしてやはりラップと相性は良くて、ブーツ・ライリーの低くて渋い声
とも中々良いマッチング。オーオーオーなど合唱が起きそうな感じや、なにやら楽しそうな音を
聴いていると、叫ぶのではない2009年現在のトム・モレロの闘争とはこうなのかという思いさえ
してくる。う~んでも、ザックのソロであるOne Day As A Lionと今作を合わせて聴いているとや
はりレイジの怪物性/伝説性がますます露わになるのも事実。レイジのスタイルが極めて高機
能なフォームとしてあったこともあって、ハイテンションなあのラップを乗せて欲しくなる(その意
味でSSSCとODAALのマッシュアップは面白そう)。やっぱりレイジの新作がどうしても聴きたい
!その思いがますます高まってくる。911とイラク戦争~オバマ大統領まで語ることは沢山ある
だろうし。結局今作をプレイしてもその後にはレイジを聴いてしまうというのが本音。ファンの飢餓
感は半端ではないぞ、トム、ザック、ブラッド、ティム!

★★★ ( 2009 )
Lifeboats and Follies / Tommy Guerrero
2009年 08月 21日 (金) 03:27 | 編集

" Lifeboats and Follies " / Tommy Guerrero

スケボーって良いよね。ツンツンと地面を蹴りながら、風を感じスーと道から道へ進んで、時
にはジャンプしてしまったりする。単純だけど奥が深い、実に魅力的な乗り物だと思う。自分
は数えるぐらいしかやったことないけど、街でやっている人を見かけるとついつい見てしまった
りする。当然、巧くなるには卓越したバランス感覚が備わっていなければならないのだが。さ
て、今作は何故か日本独占でリリースされたトミー・ゲレロのアルバム(日本にも良く来ている
みたいだし、好きなのかな日本のこと)。トミー・ゲレロは元々スケボーで名を馳せ、後に音楽
にも分野を広げた人であり、ストリートのカリスマとさえ言われている。スケボーが巧いからか
は知らないが、音楽的にもとてつもないバランス感覚を持っている。西海岸に憧れさえ起こさ
せるような気持ちの良いギターの音色が有名だが、そこにジャズ、ファンク、ポスト・ロック、ア
ブストラクト・ヒップホップなど様々な要素を入れ込む。つまりは、開放と内省を同時に鳴らして
いるような、晴天と真夜中を同時にあらわしているような、実に独特の音像を持っている音楽
である。そして今作「救命ボートと愚考」、なんかもう完璧に彼の音楽を言い表すようなタイトル。
今作でも基本的な路線は変更されていない。が、ちょっと違うのが、ベースとドラムを骨組みに
組み立てられたということで、ギターは少し鳴りを潜めていること。それによって以前よりもグッ
とジャジーでダブに寄り添った音になっていて、それがまたたまらなくカッコいい。昼間っから
聴いても良いが、とりわけ真夏の夜中を演出してくれる。いやー、期待を裏切らない!

★★★★ ( 2009 )
Callin' / Dragon Ash
2009年 08月 19日 (水) 06:30 | 編集

" Callin' " / Dragon Ash

バンド史上初めて「重大に」発表された配信限定シングル(重大って言うからステコー復活
とかTMCを期待して、肩透かしを食らった・・・)。フェスだとかライブを意識して制作されたよう
だ。ドラゴンアッシュには珍しいトロピカルなギターに導かれながら大らかさを表現し、パンキッ
シュで西海外的メロディーが響くサビへと移行するという最早お家芸のような楽曲。なんとなく
今のドラゴンアッシュが作る"百合の咲く場所で"っていう感じがしないでもない。あの焦燥感
は全くと言って良いほど無いが。ラテン/サンバビートあり、ディストーションあり、大サビありと、
"Freedom"に入っていても全くおかしくない。というわけで進化も無く、既聴感たっぷりの残念
な出来ということで。う~ん、なんでこんなにつまらないバンドになってしまったんだろうなぁ。
"INDEPENDIENTE"の時は本当にここまで来たか!という感慨があったし、"Freedom"発売
前までは本当に一番好きなバンドのひとつだったのに。今年見たライヴも全て完全燃焼できな
かったし。音楽性再編を切に願う。

( 2009 , Single )
Da Chip! / Various Artists
2009年 08月 17日 (月) 07:34 | 編集

" Da Chip! " / Various Artists

今作は「フランス人チップチューナーのJDDJ3Jの呼びかけで生まれたチップチューンリミックス
のコンピ」というもの。まあ要はダフト・パンクの楽曲を勢いでファミコン風にアレンジしちゃいまし
た!という代物。しかしファミコン風というか8bitのアレンジって巷では本当に流行っているよね。
アニソン、懐メロが中心なんだけれども。でもこのコンピが思わぬ伏兵というか、フツーに優れて
いるから、こういうのは馬鹿に出来ない。ウワモノの動きが8bitの音色になっているのが非常に
ダフトの楽曲に嵌っていて、既に懐メロ化している気がする"One More Time"なんかは更に
懐メロ化(ちょっと意味不明か)。"Aerodynamic"も原曲の再現度というかリミックス度が非常
に高くて素晴らしい。あと、全体的に良いのは、しっかりフロア対応/踊れるものに仕上げて
いること。こういう8bitモノってウワモノだけがピコピコしてりゃ良いんでしょって言うのが多い中、
低音部も中々丁寧に作ってある。なんか楽曲に対する愛着を感じられるリミックスって言うのは
聴いていて気持ち良いねぇ(ぶっ壊しているやつも好きなんだけどね)。しかし考えてみると、
8bitに出来るクラブ・ミュージックってダフト・パンクぐらいじゃないか。ケミカル・ブラザーズ8bit、
プロディジー8bit、アンダーワールド8bitはありえないし、AFX8bit、マッシヴ・アタック8bitなん
てもっての外。結局、ダフト・パンクのシンプルながらも陳腐にしない楽曲制作能力の高さを思
い知らされたということで。アートワークでドット絵にされた二人組も非常にキュートさも◎で(こう
いうゲームあったら良いなぁ)、しばらく愛聴盤になりそう。

( 2009 )

このコンピはここでフリーダウンロード出来たのだけど、現在では閉鎖されている(?)
著作権をクリアーにしておかなかったのかな。ダフト・パンクファンは一聴の価値ありなので
非常にもったいない・・・。頑張って見つけてくださいな。
Summer Sonic 09 ( 2009.08.07 )
2009年 08月 14日 (金) 03:43 | 編集
Summer Sonic 09 @ 千葉マリンスタジアム、幕張メッセ ( 2009 .08.07 )



三年ぶりのサマソニ参戦。東京一日目のみ。ほぼNINを見に行ったようなもの。
前日まで39度を超える高熱を出していたので、あまり全力で楽しめなかったけれど、
それでも十分楽しんできた。やっぱり洋楽フェスは良い。
会場に到着してまず、NINのTシャツを購入するためにマリンへ。ほぼ並ばずに購入。

SAOSIN
最後の方だけみたのだけれど、予習がてらに視聴したものとライブの違いに愕然。
公式にある"ポスト・ハードコア・ヒーロー""スクリーモ最終型"としてはかなりパワー
不足のような。まあ新人なので今後に期待。

Dragon Ash
最初は見るつもりは全く無かったのだけれど、NINのTシャツ目当てに丁度マリンに
居たって言うのと、アウェーでの彼らのライブを見たかったというのが理由で見てみた。
で、結果としてはまぁまぁ検討していたかなと。どこに出してもそれなりに盛り上がりは
獲得できるんだね、彼らは。個人的にはセットリストにマンネリを感じざるを得なかったが。
"Deep Impact"を生で聴けたことはお得だったかな。なかなか聴けないもんねこの曲。
しかし降谷建志のMCは洋楽ファンの前ではちょっと・・・「我らが誇り高きミクスチャー・
ソング」とか言っちゃっているし。もっと淡々とやって欲しかったかな~、自分は。

65DAYSOFSTATIC
3年前にも見たことがあって、今回はどれだけ変わっているだろうか!と期待を込めて
行ったのがいけなかったのか、不完全燃焼だった。ドラムとかテクニック的なことでは
心底驚嘆するというかスゲーと思うのだけれど、こういうモグワイ的というか轟音ポスト
ロック系って、最早メタルの様式美に良くも悪くも近づいているなと。そもそも3年前との
大きな違いを見出せずに、途中で抜けた。

BOOM BOOM SATELLITES
新曲がちょっと昔に戻ったかのような良い曲だったのと、ブンブンのライブは常に素晴らし
いので最初から最後までどうしても見たかった。一応邦楽勢の中のひとつだけでも受け
いられ方は完全に洋楽のノリだったな。
ものすごく硬派な音作りなのに縦ノリも横ノリも混在していて、フェスに合致する稀有な
存在。やはりクラブ・ミュージックからロックへとシフトしているのはこういう場では大成功
に繋がる。グルーヴに磨きが掛かったライヴアレンジで"Kick It Out"、"Dive For You"
"Moment I Count"などの代表曲("Moment~"がやはり凄まじい。音源と全く違う)
を繰り出していた。始終ひたすら音の魅力だけで説き伏せる姿勢はカッコいい。

NINE INCH NAILS
見納めということで気合の入ったファンが会場を埋め尽くす。始まる前にバンド名のコール
なんてフェスで聴いたこと無いもんなぁ。自分も気合入りまくり。
でも一番気合入っていたのはやはりトレント。一曲目の"Somewhat Damaged "からして
音圧が他のバンドとは桁違い。ブンブンも凄かったけど、NINの音は剃刀みたいな鋭さを
持っているというか、ひたすらエッジが効いているというか(PAが優秀なのかな)。
"Terrible Lie"では早くもシンセをぶん投げ、 "March Of The Pigs"でも煽りまくり、この
まま終わっても伝説になりそうなステージだったけれどもこの日はこれで終わらなかった。
ピアノのインスト"The Frail"でグッと音が低くなった時、ポツポツと振った雨がいきなり豪雨
に。これがバケツをひっくり返したような雨で、スタッフが走り回ってたし、避難する人も
チラホラ。でも感動的だったのはほとんどの人がその場に残り、豪雨を体に浴びていたこと。
そこからの盛り上がりは尋常ではなくて、"Burn"、"Wish"なんかはもうカオティックな
雰囲気すら漂っていた。それを助長するような雷も鳴り、「あれここってウッドストックだっけ?」
と勘違いするほど。あっという間に最終曲"Hurt"へ。この曲を聴いているときに本当に最後
なんだという感慨が沸いてきて身震いしてしまった。この曲になるときには、豪雨がいつの
間にかパラパラの雨に変わっていて、なんかもう神様も豪雨という形で祝福しているとしか
思えなかった。間違いなく伝説のステージを目の当たりにすることが出来たと思う。
絶対に一生忘れないし、生涯見てきた中で最高のライヴだった。見納めは悲しいけれど、
それに相応しいライブだった。

01. Somewhat Damaged
02. Terrible Lie
03. Heresy
04. March Of The Pigs
05. Closer
06. The Frail
07. I'm Afraid Of Americans
08. Burn
09. Gave Up
10. The Fragile
11. The Big Comes Down
12. Wish
13. Survivalism
14. The Hand That Feeds
15. Hurt

KASABIAN
やはりトムの調子が悪かったらしい。ずっと生で見たい見たいと思っていたカサビアンだけ
れども、始まると「あれっ?」という感じになって、気持ちが冷めてしまった。やはり07年の
ライブが良すぎたのかな~(映像で見ただけだけれども)。カサビアンには悪いけど心おき
なくAFXに移動させてもらった。今度は万全の体制でのステージを見せてくれ!

Aphex Twin
正直NINで体力を使いすぎて、ヘトヘトだったので、途中で寝てしまったんだけども、そりゃ
寝るには気持ち良すぎるよこの音は。前半のアシッド、後半のドラムンベース、どちらも
踊らせようなんていうのは全く無く、ひたすらにAphex節が鳴る。"Windowlicker"なんかは
官能性もあって、最高のチルアウト。どうやら映像は凄くグロいものが流れたらしいが、
端で座って聴いていた自分には関係なし。良い形でサマソニが締められた。


とりあえず体温の低下を感じたので味噌ラーメンをほうばってサマソニ終了(このラーメン
が上手かった)。フェスの祝祭感はやっぱり良いなー。来年は三日通しで来よう、絶対。
Rock In Japan Festival 2009 ( 2009.08.01 )
2009年 08月 03日 (月) 02:41 | 編集
・Rock In Japan Festival 2009 @ 国営ひたちなか海浜公園 ( 2009.08.01 )



今回で二度目の参加のRIFJ。今回は早く着きすぎてしまって、ステージが始まる前から
酒を飲みすぎてしまった。その結果ステージ移動が面倒になって、結局一番大きい
GRASS STAGEしか見ていないという体たらく。でも十二分に楽しめたのでオーライ。

・10-feet
訛り丸出しのMCからしてそうだが、土着的というか手垢のついたロックを奏でる人達だ。
スリーピースで、エモーショナルでラウドで野外のロックフェスには非常にお似合い(という
かそもそもライヴを見てなんぼ)。音楽的な面白みという意味ではそこまで重要な役割を
担っていないんだろうけど、日本のロックフェスを支えてきたのはこういうバンドなんだよ
なぁ。良いお天気の中、いい感じに体が温まった。

早くも小休止。曇りの予報は大嘘、とにかく暑い。ビールがすすむ。

木村カエラ
やはりポップ・アイコンとして非常に優れているなぁ~と登場した瞬間に実感。小さい体を
弾けんばかりに動かして、歌っている様は非常にキュート。でもやっていることは結構オル
タナティヴで、磐石なバンドメンバーに支えられながら、いい感じに変態性を醸していた。
一時期興味を失っていたけれど、やっぱり日本のシーンでは貴重な存在かもしれない。
途中にホットペッパーCM曲を初披露しつつ、様々な音楽性で客を沸かせていた。個人的
には一番好きな"Circle"が聴けて大満足、バンドだとグルービーで昇天しそうだった。

RIP SLYME
4MC+1DJという体制が最大限に生かされたステージだった。とにかくアッパーなセットリス
トで攻めまくり、MCも含めエンターテインに徹するその姿勢は、本当にフェスというものを良
く分かっているなぁと感心。切ない系トラックは一切無し、RYO-Zも「俺たちがフェスの中で
真ん中、ここでだれてもらっちゃ困る!」と煽る。炎天下で皆倒れるほどに全力で盛り上が
っていた。更に、今回はツアーの延長線上でツアーのバンドメンバーも引き連れていて、
グルーヴに磨きがかかっており、巧さと派手さが加わる形に。生音系トラックではそれがな
んかもう凄いことになっていて、"FUNKASTIC"や"熱帯夜"は音源とは別物の怪物性が
備わっていた。完璧、無敵のステージだった。無論ベストアクト。

01. Good Day
02. 太陽とビキニ
03. 楽園ベイベー
04. SPLASH
05. Watch Out!
06. 雑念エンタテインメント~STEPPER’S DELIGHT~GALAXY (メドレー)
07. FUNKASTIC
08. JOINT
09. 熱帯夜

ご飯タイム。牛タン弁当は1,000円と値が張るものだったけど、凄く美味しかった。

吉井和哉
出てきた瞬間、オーラが凄い。スターという表現が本当にまさにと思える人ってなかなか
居ない。そしてまさかの"楽園"スタート!イエモンの曲はやらないんじゃないかと勝手に
思ってたので歓喜。歌詞に100%共感できるぐらいこの曲が好き。しかし吉井さんは歌が
上手い。2年前にCoccoを見たときも思ったけれど、この大きな空間を一瞬にして浸透して
いく歌声っていうのにはなかなかお目にかかれない。90年代から生き抜いてきたからこそ
の貫禄。"ビルマニア"の洋楽ロックに引けをとらない熱量、"シュレッダー"のメロディーの
儚さなどに痺れていたらあっという間に最終曲。なんと"JAM"!!力のある楽曲とはまさ
にこういう曲のことを言うのだろうという気迫で圧倒していた。ステージが終わると泣いてい
る男性客がチラホラ。自分もツーと涙が流れてしまった。

ASIAN KUNG-FU GENERATION
00年代代表といっても良いぐらいに成長したアジカン。場内の平均年齢が一気に若返って
いたような(前が吉井さんだったからなおさら?)。ユニコーンやくるりの系譜で、文系ロック
というか、オタク系というか(笑)。でもあんまり色を感じなかったな、自分は。彼らの持つ生
真面目さが面白さとか熱というのを削ぎ落としているような気がして。CDで聴くとオッと思う
のだけど、ライブだと自分にとっては微妙。2曲聴いて去った。でもファンにはたまらなかった
みたいで、ワンマンみたいに盛り上がってた(動きが完璧に揃ってたのが面白かったな)。

Dragon Ash
RIJFには皆勤賞で出演、当然10周年の今年はトリ。でも自分には相当微妙なライヴだった。
というのはやっぱり最新曲と過去の曲の盛り上がりに落差がありすぎて、全体的な構成に
マンネリを感じてしまったから。以前は新旧同様に盛り上がってたんだけどね("La Bamba"
はかなり健闘していたけれど)。そろそろ"Fantasista"に代わる、または同等の代表曲を作
る時期に来ているんだと思うな。新曲"Callin'"もモロに"Freedom"を引きずっている内容で
残念。もっちーが来たのは結構なサプライズだったけども、もっともっとサービス精神満載の
セットリストで挑めば良かったのにと思う。10周年でフェスなんだからさ。

そんなわけでVivaの大団円もいまいち感動しないまま終了してしまった。フェスの雰囲気で
いつもなら泣いてしまうところだけども。今一度、音楽性再編の時に来ているぞ!

01. 運命共同体
02. For Divers Area
03. Let Yourself Go, Let Myself Go (アレンジ)
04. Ivory
05. Callin'
06. 繋がりSunset
07. Velvet Touch
08. La Bamba
09. Episode6 feat. Shun, Shigeo
10. Fantasista
11. Wipe Your Eyes feat. Kaori Mochida
12. 静かな日々の階段を

-Encore-
13. Viva la Revolution

花火を見て終了を実感。ライブ後の花火の祝祭感は凄い。
日焼け跡が痛いのも思い出の一部ってことで、結果的には思う存分楽しんだ。
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