Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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Artist Pickup 09 : Tool
2006年 11月 28日 (火) 01:51 | 編集
最近ずっと「アーティストピックアップ」をやっておりませんでしたが、久しぶりに復活です。
まだ書き始めですが、「最も困難になりそうだ」確信してます。それもそのはず。今回は・・・


凶暴な中にも必ず知性が見え隠れする。その逆も然り。

Tool!!

1990年にアメリカで結成された、押しも押されぬトップクラスのバンドです。というか孤高。毎回ア
ルバムを出すたびに世界的な大騒ぎとなり、セールスもこのタイプのバンドとしては異常と呼べる
ほど。2006年には"10,000 Days"を発表、一週間でなんと55万枚以上を売り上げ未だその独特
な世界観が有効なことを証明しました。また8月にはサマーソニックで来日し、貫禄のプレイを見
せつけここ日本でも注目度上昇中。そして2007年2月に待望の単独公演が決定!先日チケットが
発売されましたが聞くところによれば、早くも川崎クラブチッタ、ZEPP TOKYOの2階席が売り切れ
た模様。これはソールドアウトも時間の問題かもしれません。でも、まだ間に合うはずなので彼ら
のことをよく知らないけど興味のある人は一刻も早く彼らのことを知りライブにも足を運びましょう!
彼らを生で体感する・・・それは毎年のようにある事じゃないので逃すのはもったいないです。
その際、この記事が少しでも役立ってもらえれば幸いです。では行きますよ!

≫ "Artist Pickup 09 : Tool " の続きを読む...
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What's happening? Tell me everything.
2006年 11月 27日 (月) 00:46 | 編集
TOOL
キモチワルイ・・・ だ が そ れ が い い!!

獲ったど~!Tool のチケット獲ったど~!!(・∀・)

午前5:30就寝→9:30起床という地獄のようなスケジュールも乗り越え、10:00ちょっきしに電話
してやりましたよ。そしたら何の障害もなく繋がりやがんの。やっぱトゥールは日本では・・・つД`)
まだ引き換えてないんで整理番号は分からないのですが、体感できるならどんな番号でも
良いんです、ハイ。苦渋の選択の末、マッシヴを選んだサマソニの怨念が晴らせそうです。

というわけで今日は一日中トゥールを聴いておりました。初期作も聴いておりましたがやはり変態
度200%のラタララス以降がツボ(どちらにしろ一日中トゥール聴いている時点で・・・)。"10,000
Days"の曲はトゥール色が薄まってないのに、フックは強くなっているのでテンションうなぎ上りで
す。特に題名曲"10,000 Days"の雷鳴&雨がグワァッと来るところなんかは神曲キタ━━━━━
(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!と叫びたくなりますね。あとは、"Lost keys"の医者と看護師の会話?→
威圧的な「How are you today?」→「What's happening? Tell me everything.」→間髪入れず
"Rosetta Stoned"という流れもたまらないです。あぁ~他のアルバムにもいっぱい聴き所がある
んだよな~!語りたい!でもそうすると長くなりそうなのでこの辺で止めておきます(笑)正直言っ
てファン暦は浅いですが、最早単なる「好き」というものを超えている気がします・・・。もう真人間
には戻れないんだろうなぁ~(遠い目)。というかトゥール知らない人にとっては何が何だか分か
らない記事になってしまいましたね(苦笑)でも良いんだ、相手がトゥールだから(意味不明)。

とにかくライブまで時間がありますから構成は一秒単位で、歌詞も一字一句覚える覚悟で
臨みたいと思います!なにせ次はいつになるか分からんのですから。

-関連ページ-
クリエイティブマン公式ページ
"10,000 Days"(当ブログ内レビュー)
久しぶりにブラー
2006年 11月 24日 (金) 21:45 | 編集
グレアムがバンドへの復帰を検討!?
グレアム・コクソンが、ブラーへの復帰を考えていることを明かした。'02年にバンドを脱退したグレ
アム。しかし、先ごろブラーのアレックス・ジェイムスが、4人でまたアルバムを作りたいとのコメン
トを発表したことを受け、グレアムも再結成を考えていることを認めた。「それについては、今のと
ころアプローチはされていないよ。僕は考えているけどね。おもしろくなるかな? ちょっと恐いか
も? スタジオでの力関係はどうなるだろう? 僕もプロモーションしなくちゃダメかな? ツアー
はやるの? なんて、考えることが山積みだよ。そんなわけで、今もまだじっくり検討していると
ころなんだ」。(
Vibeから一部抜粋 )


おぉぉぉぉぉぉ!!!!(・∀・) 遂にグレアムからの返答あり!!
今までは他のメンバー(主にデーモン)が一方的に、素子を求めるバトーのように(分かる人だけ
分かって下さい)求めるだけだったけど、ここへきてグレアムにも変化が。相変わらず心配主な彼
だけどこのコメントから察するにまんざらでもない??うわー戻ったら面白いだろうなぁ~。それで
来日ツアーとか・・・想像しただけでワクワクしてくるんですが( ´Д`)

ただ心配なのはグレアムが今のブラーの色に合うかどうか。3人になってから"Think Tank"という
充実作を出しただけに、もう一度あの時に戻れるのかどうか。または新たなblur像を構築できるの
か。まぁ戻ってもいないうちから心配してもしょうがないので長い目で見てやるとしますか。

ところで肝心のデーモンたんはGorillaz & 新バンド「 Good The Bad And The Queen 」の活
動で大忙し?この新バンド何気に超楽しみなんですけど・・・。メンバーが豪華なのはもちろん、再
度デンジャーマウス起用、「"Parklife"の続編だ」なる気になりまくり発言、などなど何だか売れまく
りそうな予感。来年の1/17に日本先行発売だそうです。早く音源聴きたいぞー!!

さてブラーのDVDベストでも見ましょうかね・・・。
Golden Years Singles 1996-2001 / The Yellow Monkey
2006年 11月 23日 (木) 19:57 | 編集

" Golden Years Singles 1996-2001 " / The Yellow Monkey

イエモンの作品のうち、一番再生率が高いのはこの後期のシングルを集めたベスト盤である。理
由その1、彼らは常にしっかりとオリジナルアルバムを作ってきたために、良い曲がどの時期にも
あるから。一枚のアルバムを聴いていると他のアルバムに入っているをも聴きたくなってしまうの
だ。理由その2、"Brilliant World"と"プライマル。"が入っているのはこれだけだから。両曲ともフ
ァンの間ではそこまで評価が高くない曲だが、自分のなかでは"Brilliant~"が五本の指に入るぐ
らいの名曲(「最高な~」の部分で昇天!)。理由その3、"8"収録曲がアルバムヴァージョンでは
なくシングルヴァージョンだから。どちらも秀逸だがやはりファンとしては両方押さえておきたいと
ころ。そして、タイトルの通り黄金のように煌く曲ばかりなのはもちろんのこと、アートワークや長
さも本当にベスト。普段はベスト盤が嫌いな自分もこれは手放さずにはいられない。

しかし聴くたびに「本当に良いバンドだよな~」と感心してしまう。タイトながらも、決して洋楽の物
真似にならない演奏。一撃で頭を打ち抜く必殺のメロディー。吉井節とも呼ばれる独特の毒のあ
る詩。妖艶なルックス。全てが高水準すぎるぐらい高水準で、全てが魅力的だった。しかもこれが
チャートに入りまくってたんだから、こんなに気持ちいいことは無い。本当に黄金のように輝いてい
たバンド。今でもその輝きが失われることは絶対無い。ただ、ここで言っておきたいのは自分は決
して懐古主義ではないということ。イエモンはあの時点で終わるべきバンドだったし、現在のソロの
作品も評価しているし、第一ソロをイエモンの延長線上の音楽だとは考えていない。別物だよ、別
物。イエモンは自分にとって宝石箱のような存在で、部屋の隅に大事に置いてたまに取り出して
懐かしんだりするもの。「もう終わったバンド」。これだけはちゃんと認識しているつもり。

( 2001 )
美しい音楽
2006年 11月 22日 (水) 23:36 | 編集
・【幻想的】: 現実から離れて、まぼろしの世界を夢見ているようなさま。ファンタスティック。
・【退廃的】: 道徳的にくずれて不健全なさま。デカダン。
・【耽美】: 美を最高の価値として、ひたすらその世界に心を傾け陶酔すること。

僕はこんな言葉がレビューに並んでいる音楽が大好物です(主にロックバンド)。音楽の種類は数
あれど、やはり夢を見させてくれるような、またはどん底へ突き落とすような、そんな音楽は素晴ら
しいです。ただ残念ながら、具体的にそういう音楽とはどういったものか上手く説明することは出来
ません。もうこればっかりは音楽から感じ取られるフィーリングに頼るしか。というわけで、言葉でこ
の音楽とは?ということを書き連ねても仕方ないので、実際にお気に入りのアルバムを紹介しちゃ
います。どうぞ。

ただその前に、2つ補足しておきたいことが。まず第1は「じゃあクラシック聴けば良いじゃん」とい
うこと。確かにクラシックなら上の4つの言葉にばっちり当てはまります。ロックのような記号性も
あまり無いので陶酔にはもってこいです。ですが、自分はまだクラシックで陶酔するほど精神的
に大人じゃないのです(単に詳しくないっていうのもあると思いますが)。まだまだ音楽に衝動を求
めているのですね、ハイ。第2に「それってゴスじゃん?」ということ。これもまーそうといわれれば
そうなんですけど、自分の中では明確な線引きがあるのです。ゴスって自分の中では「メタル」と
融合されている印象が強いんですよね。その手のバンドが今人気だからなのかもしれないです
が・・・。自分はメタルがそんなに好きじゃないんで、ゴスっていうのもちょっと違うんですよねぇ。

前置きが長くなりましたが、早速紹介していきます!
≫ "美しい音楽" の続きを読む...
業務連絡
2006年 11月 21日 (火) 08:31 | 編集
カテゴリーに「Music」を追加しました。最初は「Music NETA」とか「Music Stuffs」とかにしようか
と思ったんですが、英語がようわからんのでシンプルなものに落ち着きました(苦笑)要は元の
Diaryを細分化したわけですね。そこで驚いたのが、普通の日記の少なさ。一応「音楽ブログ」
として運営しているこのブログですが、これはちょっと普通の記事が少なすぎるのではないだろ
うか・・・うむむ(しかも普通の日記でも音楽好きな人しか分からないようなのもあるし)。これじゃ
あ、音楽好きな人以外はまったく面白くないのでは??・・・あれ~、誰ですかーいま「今更」なん
て言った人はー(笑)現実の生活でもプライベートを晒すことがあまり好きな性格ではないので
仕方ないですが、これからはもう少しいろいろな人が読める記事を書きたいと思う所存でござい
ます。頑張りますです、ハイ。
マッシヴアタックッ!
2006年 11月 20日 (月) 22:12 | 編集


最近すっかり寒くなってきて、いよいよMassive Attackの季節が到来いたしました(一年中そんな
こと言ってる気がしますが)。でも、最近ホントに痛感するんですよ、自分のマッシヴへの揺ぎ無い
尊敬の念を。もう聴きすぎ!って言われるぐらい、いっつも聴いてます。個人的にはアルバム全部
が名盤ですし、ビデオも好きですし、ライヴに関しては今でもサマソニの衝撃が忘れられずブート
に手を出そうかとも思ってます(それぐらいライヴでのアグレッシヴさにはやられたわけですね、
ハイ)。いちおークラブ系にカテゴライズされてますが、ダンスミュージックではないし、ロックでも
ヒップホップでもない。また、最近でもヴァリアスの作品を「ネクストマッシヴ」という評判だけでパブ
ロフの犬のように買ってしまいましたが、彼らとはどうも違う(ちゃんと別の良さがありましたけどね
!)。つまり、本当に唯一無二なんですよ彼らは。彼らにしか表現できないことがあるからこそ、彼
らの作品ばかり聴いてしまう。「盲目的」と言われるかもしれませんが、関係ないですそんなの。
正直に言ってしまうと、最近は「洋楽の中で一番好き」という領域にまで達してます。まぁでも自分
は変わりやすいので他のフェイバリットであるレディへやNINの新作&ライヴを見たら「あ、やっぱ
りこっちが一番だわー」となりかねませんが(笑)別に一番を決める必要はないのですけど。

なんか思いをだらだらと書いただけで支離滅裂になってしまってすいません・・・。
とりあえず来年初頭に出るといわれている新作"Weather Underground"を誰よりも楽しみに
してます。マッシヴ・アタックの「ゴシックソウル」とはいかなるものか、目を離せません。

さて、"100th Window"で深い眠りの世界へでも行きますか・・・。
11月のPV祭り
2006年 11月 17日 (金) 19:38 | 編集
気になる新譜のPVが続々到着したので紹介します。ドウゾ。

・" 夢で逢えたら " / Dragon Ash
やはり解禁はヤフーか!!Steady&Co.の"Only Holy Story"と同類のPVだけど、もっとストーリ
ー仕立て。しかし、このシングルに関しては例外づくしだねー。だってラヴソングで、ジャケが顔出
し、PVがストーリー仕立て、最近のドラゴンアッシュでは考えられない感じ。ところでそのPVなんだ
けど、結構イイのねこれが!(笑)高橋マリ子と降谷建志を軸にしながら(建志の演技が意外と上
手かったり・・・)、演奏シーンも交えたりして、その映像がキレイ、キレイ。映像つきだと切なさ倍増
です、ハイ。てゆーかやっぱり顔立ちがいい人は絵になるなーということで・・・はぁ。

・" Rolling Star " / YUI
解禁ハエーー!!((( ;゚Д゚)))発売って1月でしょ?まぁそれはさておいて。ここまでのロックナンバ
ーをシングルにしたのは初めて。やはりバラードのイメージがついてしまうのを恐れたのだろうか。
PV自体は演奏シーンを中心にしたシンプルなもの。特に可もなく不可もなく。見るべきはYUIのお
顔ということで・・・(爆)男子諸君ならカワエェ( ´Д`)となること必至。特に横顔&ヘッドフォンがイイ
(・∀・)!ただ、"TOKYO"のナチュナルメイクにズキュゥゥゥゥゥン(D●O風)とキタ身として今回のア
イシャドー・ブワーっていうのはいただけない。まぁ美人は何をしても美人なのだけれど、好みの問
題で。あっやべ、顔の話しかしてない(笑)

・" Anna Molly " / Incubus
サスペンス仕立ての、なにやら不穏な雰囲気がするPV。メッセージはポジティヴなんだろうけど。
しかしこの曲カッコいいなー。古い感じも、新しい感じもしない、本当に独特のミクスチャー感覚が
出てる。やっぱりインキュバスっていうのは特別なセンスを持っているバンドだね。それに歌と演奏
のバランスも絶妙で、一方がもう一方を押し殺すことがない。そりゃあもう自然と連続リピートです
よ、ええ。そして地味に新作のリリースが1週間以内に迫った(!)うわー楽しみだー(・∀・)

・"Wind It Up " / Gwen Stefani
結婚&出産の中、いったいいつ作ったのか謎な2ndからの先行シングル。もう最初っから仰け反っ
てしまったけれど(笑)、やはりこのポップな感覚は素晴らしい。個人的には前作の先行シングル
" What You Waiting For? "の方が彼女らしさに溢れてたと思うけど。あとこのPVだとちょっとマドン
ナっぽいかも(ご本人もご立腹されてましたが)。まぁそうはいっても日本人としては日本のことをフ
ィーチャーしてくれる彼女からは目は離せない。アルバムも買いますよ~。ぜひまた日本っぽい
感じのPVを期待してますよ、姐さん(なぜか「姐さん」と呼びたくなるのは何故だろう)。

・" Snow " / Red Hot Chili Peppers
レッチリ充実作からの3rdシングル。シンプルだけど深みがある、ベテランならではのPV。特に序
盤のモノクロがいい味出してます。こういうPVが様になるバンドっていそうでなかなかいないんだ
よね。次のシングルも決定しているようで、なんとも精力的。ただ言わせてもらいたいのは何故"
Wet Sand"をシングルカットしないのか!?ということ。ここ最近のレッチリの中ではかなりの感涙
ナンバーでしょうに!ヽ(`Д´)ノ今作の最後の打ち上げ花火にする予定ならいいのだけれど。余談
ですが、デスノートにレッチリは明らかに合わなかったよね。ギャラもったいねー。

他に面白いPVがあればぜひ貼ってくださいね。
Saturday Night Wrist / Deftones
2006年 11月 15日 (水) 15:08 | 編集

" Saturday Night Wrist " / Deftones

5thアルバム。彼らといえば今年のサマーソニックのパフォーマンスが記憶に新しいが、このアル
バムを聴いていると客がほとんど棒立ちだったというのも分かる気がする。それは決してこのアル
バムが駄作だということではなくて。彼らの音楽は、例えば全盛期のリンプのような爆音で押し切
る肉体性、又はコーンやトゥールのように深い精神性に根ざした音楽、そのどちらか一方で語るこ
とが出来ない。その間を浮遊するように、時には凶暴な面を見せ、また時には「妖艶」と形容したく
なるような甘さも見せる(チノの体型は浮遊とは程遠いけど)。だから1曲で見るか見ないか判断さ
れるようなシビアなフェスという場、しかもあまり知られていない日本では客があんな感じだったの
だろう。だが、絞らなかったことで逆に、作を追うごとに自由な音楽的な進化が出来たのだ。今作
ではデジタルサウンドも導入し、より一層この幻想世界に磨きがかかっている。当初は所詮フォロ
ワーと見られかねなかった彼らだけど、今ではこれはこれで唯一無二と呼べるものだし、宇宙すら
感じる。ただ「アルバム」としてどうなのかと聞かれれば、それは「まだ」としか言えない。そこら辺
は次作あたりに化けそうな気がするのだけど。ついでに、チノの体型も良い方向に化けて欲しい。

★★★☆
Mogwai ( 2006.11.12 )
2006年 11月 13日 (月) 23:23 | 編集
Mogwai @ 恵比寿 LIQUID ROOM( 2006.11.12 )

mogwai2006.jpg

自分にとって初のリキッドルームでのライブだった(というか恵比寿で降りるのも始めて)。例の
ごとく早く着きすぎてしまったので寒かったらイヤだなーなんて思っていたのだけれど、なんと
リキッドルームの2Fは「Tower Cafe」になっていまして。暖房、飲み物、コインロッカー、大量の
ソファ(これが程よくくつろげて最高だった)を完備。寒い思いもせず、立ちっぱなしで腰が痛いな
んて思いもせず、実に穏やかにライブは始まった。

RATRAT(opening act)
感想は良い!というよりも「面白い」。打ち込みのサウンドが響き渡る中、ギター二人組みが何や
らメタルっぽい(ゲームミュージックぽくもあった)結構ベタなメロディを弾いていく。途中で轟音に
なったり、チマチマと細かいメロディを刻んだり、クネクネ動いたりしている様に「あ~本当に音楽
が好きなんだな~この人たち」と知り合いのバンドを応援しているかのような気分に(笑)意外と
こういうバンド嫌いじゃないのよね(単なる打ち込み好き)。1時間ぐらいやってたけど飽きなかった。

さて、真打・モグワイの登場!

Mogwai
最初に書かせてもらえば、このバンドに対して愛着を持っていなかった。確かに彼らの作品は素
晴らしいし、オリジナルだし、多作家だし、良いバンドには違いない。そうは分かっていてもなんと
なく好きになりきれなかったのだ。常々何故なのだろうと思っていたが、この日簡単に分かった。
「ライブを見ていなかった」からなのだ。それほど彼らのライブは凄まじい。普通アルバムツアー
となるとアルバムの良さを「確認」しにいったり、アルバムの世界観を自ら「完成」させにいくもの
だが、彼らのツアーは全く違う。CDで聴くのとは別の、新しいものを「体感」しに行くのだ。

"Mr.Beast"とは本当に良く言ったもので、この日の彼らをそのまま表していると思う。この日は(
も?)静寂から轟音、そしてまた静寂と押しては引いて行く波のようなセットリストだったが、とにか
くその緩急のつけ方が上手い。「甘美」とでも言いたくなるような甘いメロディー(自分が彼らに対し
て一つ勘違いしていたのはこの余りある「色気」を感じ取っていなかったことだ)。フラッシュの中放
たれる野獣のように襲い掛かる轟音(あんなにデカイギター音聴いたの初めて)。どちらか一辺倒
ではなく、静寂と轟音両方を巧みに転がしていくのはさすがオリジネイターならではの貫禄。だか
ら個人的には今夜に「ベストモーメント」は無いと思った。最初の静寂から轟音、最後の地球爆発
1分前!みたいな音まですべての瞬間にバンド哲学が行き渡っていて、全体を通して大きな世界
観を表現している気がしたのだ。

それとこの日特に感じたのは、前が見えなくなるぐらいのフラッシュと轟音が渾然一体となって降
ってくる時、身動きが取れなくなってしまうということ。もっと体を揺らしてみたり、拳を突き上げたり
しても良いものだと思ったが、初体験の自分にはあまりにも衝撃的過ぎてただ立ち尽くすしか出来
なくなっていた(周りの人の反応も大体そうだったかな)。どうやら人って言うのは本当に美しい瞬
間に出会ったとき、ああいう風になってしまうらしい。事実、公演が終わった後もしばらく現実に帰る
ことが出来なかったし、今もなんだか夢見心地のままだ。「モグワイのライブは凄い」、何度も見た
り聞いたりした台詞だったがここまでとは予想できなかった。「百聞は一見に如かず」なんていう
のは全てのバンドに当てはまるかもしれないけど殊に彼らの場合はそうだ。

少し音楽観が変わってしまったかも。
ナインインチネイルズッ!!
2006年 11月 12日 (日) 23:52 | 編集
nin.jpg

( ・∀・)ハハハ/ l/ l/ l/ l /ヽ/ヽ/ヽ/ヽ ノ \ ノ \ノ \ ノ \

写真を見てお分かりのとおり、先日記事で取り上げたNINのライブ盤(限定版)を手に入れま
した!グフフ・・・笑いが止まりません。ワタクシ今日MOGWAIのライブがあったので、開演
まで中古CD探しをしようと思ったのですよ、4時間ぐらい(最早どっちが目的だか分かり
ません)。で、だめもとで探し始めたのですが、なんと1件目で発見してしまいました(!)しか
もお値段1000円ちょい(!!)あれー良く行く町なのになー、なんで今まで見つけ
られなかったんだろうなー・・・。たまたま入っただけなのかも。で、あまりのも安く手に入った
ので調子に乗ってDVDもタワレコで買っちゃいました。ザ・NIN三昧(・∀・)!

でもそのおかげでライブまで暇すぎて死にそうでした。結構寒いし。
でもライブ自体は良かったですよ♪詳細は後日アップしますので。

今ちらっと2枚とも聴いてみましたが、クオリティタカス・・・・゚・(ノ∀`)・゚・
皆さんレア盤は●ニオンがオススメですよ。値段も安いですし。
サタンバトン
2006年 11月 10日 (金) 01:02 | 編集
MOVE ALONG・・・GO! GO!さんから「サタンバトン」を頂いてきました。バトン企画は久しぶり。

◆Q1 あなたの夢を教えてください。
「夢は口にした時点で叶わなくなる」。
っていうのは言い訳でして、将来的には海外の田舎で悠々自適な生活をしたいな~。
でも夢って言うのは叶わないから夢というのでして・・・うぅ つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

◆Q2 最近のお気に入りの曲は何?
3曲選んでもいいでしょうか。
・"Hurt" / Nine Inch Nails
針と栄光の部分は分かりませんが、そのほかの歌詞には共感しまくりです。
ホントに素晴らしい曲ですよ。特に最近は身に染みます・・・。

・"夢で逢えたら" / Dragon Ash
先行試聴が始まって以来毎日20回ぐらいは聴いているんじゃないでしょうか(笑)
発売までに飽きてしまったらどうしよう ((( ;゚Д゚)))

・"Group Four" / Massive Attack
いまだにサマソニをひきずっております・・・。それほど衝撃だったんですよこの曲の
パフォーマンス。ダークで激しくて美しくて・・・あぁ、あの瞬間に戻りたい( ´Д`)

◆Q3 多分病気だと思うこと。
何をしてても音楽がないとじっとしていられないところ。朝起きて音楽聴いて、移動中には
iPod、バイト先では有線、寝るときも小さくかける・・・病気ですねコレは(笑)

ちょっと離れると仲良くしていた友人のことをすっかり忘れてしまうこと。これは性格か。

◆Q4 最近感動した事を教えてください。
映画「父親たちの星条旗」。ホントいい作品なんで是非。

◆Q5 これがないと困る!というものはありますか?
音楽! じゃ面白くないから生ハム!時々無性に食べなくなります。

◆Q6 近い未来に実はやりたいこと。
ギター、もとい楽器。こんだけ音楽好きなのにひっとつも弾けやしないのは残念
・・・って人からよく言われます(笑)

◆Q7 マイブームなモノを教えて下さい。
料理・・・かな?暇だから凝るんですよ。最近は合わせ出しなんかも使ってみたり。
料理をし始めてから分かりましたがホントに和食って難しい・・・。

◆Q8 何かクセがあったら教えて下さい。
電車に乗ったら前に座っている人をとりあえず全員見ます。たまに目が合ってハッとしたり。
っていうか単にキレイな女の人を探しているだけなのかも(笑)

◆Q9 貴方の中で今までで一番ヒットしたアーティスト・芸能人またはキャラは?
音楽家抜きでやります。
ア:ロマン派の画家。ウィリアム・ブレイクのレッドドラゴンのやつなんかはホント魅かれる。
芸:劇団ひとり。お笑いはそんなに詳しくないけど、彼は凄いね。タカアンドトシも好き。
キ:リンゴォ(SBR)。ようこそ・・・男の世界へ。

◆Q10 好きなマンガは何ですか?
ジョジョの奇妙な冒険。もうこの漫画にはとても影響受けたね。西洋絵画を思わせるような絵
に、意味のあるセリフ、単なる勝ち負けに終わらない人間と人間の対決、幅広い雑学。いつま
でもお若い吸血鬼・荒木先生(ホントにこの人の若さは以上です)は自分の心の師です。いつ
までも漫画書いてください。

◆Q11 あなたの思い出の1曲は何ですか?
いつも同じ答えをしているような気がするので今日は違う答えを。
"Star Guitar" / The Chemical Brothers
ロックオンリーだった自分の耳を一気にテクノ/エレクトロニカ方面へ引き込んだ曲(時代的に
見れば「最後の打ち上げ花火」っぽいですが)。流麗で、ダンサブルで、長さを感じなくて・・・
超絶に素晴らしい曲です。この曲と出会ってから色々聴いてみましたが、これより「美しい」曲
にはまだ出会ってないです。というか出会う気がしません。

◆Q12 何故か怖いと感じるものを教えてください。
ペットを飼うこと。別れるときのことを考えるとつい・・・。
あとはドラえもんの「魔界大冒険」のメデューサ。あれは幼少期の軽いトラウマでして(笑)

◆Q13 現在の携帯の待ち受け画面は?
変えたばっかりなんで最初から変えてません。なんか遺跡っぽいやつ。
ていうかぶっちゃけ自分携帯嫌いなんですよ(ぇ)

◆Q14 入浴中は何を考えていますか?(又はしていますか?)
シャワーオンリーですけどね。
夜の時は、寝る前に聴くアルバムのこと。映画のこと。
朝の時は、その日着ていく服とか、今晩のおかず。

◆Q15 最近ちょっと笑ったことは?
「ちょっと笑う」ってどういうことじゃい!微笑むってことかぁ!?ヽ(`Д´)ノ
「結婚できない男」には本当に笑わせてもらいました。ありがとうございます、桑野さん。

◆Q16 設問の内必要ないと思うものを一つ外し、代わりに自分で考えた質問を入れて次の人に回してください。
Q15 ちょっと笑うの意味が分からない。
代わりは「Q 人生でもっとも影響受けた言葉はなんですか?(何かからの引用でも構いません」

あー長かった。でも面白かったです。興味ある方は是非持ってってください。
スマパンよカムバック!!
2006年 11月 09日 (木) 22:45 | 編集

" Adore " / The Smashing Pumpkins

もうね

目からウロコが落ちたというか、不意を打たれたというか、なんて言ったらいいのでしょう。
先日の中古CDの旅で、このアルバムの中古を600円という信じられない値段で見つけたわけ
ですよ。そりゃあワタクシもスマパンの大ファンとは言わずとも、少なからず"Today"や"1979"
に涙した者です。そら買わずにはいられませんよ。で、今更ちゃんと聴いてみましたが・・・

なんなんですかこの完成度 ( ´Д`)

セールス的に不振だったとか、評価はいまいちだと聞いていたのでベスト盤を聴くだけで済ませ
ていた昔の自分を呪ってやりたくなります。ドラムの解雇、ビリーの離婚、母の死と辛い時期に作
られた今作ではそれまでの持ち味だった轟音ギターが影を潜め、ニューウェイブやアコースティ
ックなサウンドが前面に出ております。だからこそファンには不評だったのでしょうが、自分は逆に
この雰囲気がたまりません。轟音で隠されていたビリーの妖しさや楽曲の魅力も余計に引き立っ
ていて、その切ない歌声を聴いているだけで胸がキューンと締め付けられるような錯覚を覚えて
しまう。それにこのアルバムで"Ava Adore"を聴いていると「なんなんですかこの名曲は!」と
誰かに問いかけたくなります(危ない人)。ベスト盤だとただのいい曲止まりだったのですが。
アルバム全体でも自分的には捨て曲なし。とにかく雰囲気がサイコーなのです。

やっぱり他人の評価を信じすぎるのは良くないですね。なんかこれを聴いたらズワンやソロの
評価も変わってきました。リリース当時「いまいち」みたいなことを書いて申し訳なかったなー。
現在スマパンは再結成してスタジオにいるそう。新作は来年らしいですがどうなんでしょう?
個人的には期待したいのですが、もう解散して6年たってるからなー。ぜひ名実ともにカム
バックして欲しいのですけど。てゆーかイハも戻ってきてんの??
お宝発掘したい
2006年 11月 08日 (水) 19:59 | 編集
今日は久しぶりに普通の日記。とはいってもやはり音楽ネタ(笑)今日は学校が早く終わった
ので、中古CD探しの旅へ(またかい)。もちろんお目当ては

Nine Inch Nails のライブ盤(限定盤)!

いやー全く見つかりませんよーつД`) 3店舗ぐらい探しましたが、置いてあるのはフラジャイル
ばかり(何故かこれだけ異様に見る)。せっかく[With Teeth]聴きながら探したというのに(関係
無し)。なんかね、もうねあと2週間ぐらいしても見つからなければ、アマゾンで中古買おうかと
思ってますよ。"Still"買ってもいいのだけれど、時間かかるしライブ盤自体は別売りだし。少々
高くなってしまうけどやはり2枚組みが欲しい。限定モノに弱いのですね、日本人は( ´Д`)
東京での目撃情報などございましたら是非助言お願いしまする。結構切実です(笑)

で、今日は全く関係ない新譜を購入いたしました。
Deftones と Variousという何の接点もない二組でございます。まだちょっとしか聴いてません。
ドラゴンアッシュ新曲
2006年 11月 06日 (月) 23:10 | 編集
東京のDAファンの皆様Tokyo Fmのラジオ番組「Scool Of Lock!」は聞かれましたか?
なんと今夜は 12/6 発売のDragon Ashの新曲

" 夢で逢えたら "

が初オンエアーされたのですよ!公式ページでは発表されていないというのに・・・。
ええ、この放送を聞くためにがんばりましたよ。うちにはラジオがないので先日買った
BoseのWave Music Systemのラジオ機能を使おうと「ラジオボタン」をポチっと押して
見たものの・・・ノイズで聞こえん(笑)きっと電波のせいなのだろうと窓際へ持っていく
ものの(その際にいろいろなものを床へ落としました)、それでもダメ。最後に配線の状
態で音質が変わるのだと知ったときにはそのまま窓から放ろうかと思いましたよ(笑)
でもさすが坊主!ラジオの音までクリアーなのねー!!ちょっと感動。

で、普段聞かないラジオの退屈さ不慣れさに耐えながら待ちました・・・すると

Viva la Revolutionのイントロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

DJの人が「DAタァ~~~イム!」って言ってましたよ。そしてとうとう流されました新曲。

・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・めっちゃ良い曲じゃないの つД`)

一回しか聞いてないので詳細なレビューは控えますが、最近のラテンテイストはホント味付け程
度でそれよりもまず耳に入ってくるのは極上級のメロディー。やっぱりメロディーメイカーとしての
降谷建志の才能は凄いです。特にサビと思われるところから一気に盛り上がる間奏のところなん
かは鳥肌もの。曲の雰囲気を具体的に言えばThousand Timesっぽいリズムとスクラッチに、「マ
スタング」っぽい歌メロ。でも確実に新境地。やっぱりやってくれましたDAは。

聴くたびに感想が変わりそうな曲なのでまだまだ聞き込みが足りませんね
(録音しておけばよかった・・・)。とにかくアルバムが楽しみです!

※11/7追記

毎度のことYahoo!で試聴が始まりました!URLは↓

http://magazine.music.yahoo.co.jp/rep/20061107_001/

やはり何度聴いてもすばらしい曲です。自分は2時間ぐらい連続リピートしてしまいました(笑)も
ちろん半分ぐらいは単にBGMとしてでしたけど。無料なんでぜひ彼らのことをよく知らない人にも
聴いてほしいですね。それとここで宣言しちゃいます。近々、彼らのアーティストピックアップをや
ります!史上最高に濃い記事になると思うのであしからず(・∀・)
NUNKI / Kahimi Karie
2006年 11月 06日 (月) 22:49 | 編集

" NUNKI " / Kahimi Karie

6thアルバム。今年に入って、自身初となる映像作品のリリース(未見だけど)、「いちばんきれい
な水」で映画初主演と活動の幅を広げているカヒミ・カリィ。その活動の前後にリリースされた今作
だが、音楽以外にもその表現を広げていることからも推し量られるように、現在の彼女は「変革の
時」にいるのだと感じた。大友良英、ジム・オルーク、ヤン富田をプロデュースに迎え(さらにセルフ
プロデュース)、より音響派に接近し実験的になった音楽。前々作や前作でアーティスティックに花
開いていた様々な音楽性は、限りなく絞られたミニマルな音楽性になり、その中で相変わらず囁く
ような彼女の歌声と調和すればそこに感じられるのは崇高さや深遠さだ。ただ、3人のプロデュー
サーを迎えたのが功を奏して、三者三様の楽曲がアルバムの中で上手く配置されているので退屈
することはない。実験的ながらも、ささやかにポップで、構成も良い、それに本人自身の逞しさも感
じられる、あからさまではない部分で本当に見事なアルバムだと思う。こう書いてきて、彼女もいよ
いよビョークの域で語られるべきだと思ってしまったのはあまりにも短絡な発想だろうか。だけどつ
いそんなことを思ってしまうぐらい素晴らしい作品。静かに羽ばたく蝶のよう。

★★★★ ( 2006 )
映画 : 父親たちの星条旗
2006年 11月 05日 (日) 17:51 | 編集
flagsofourfathers.jpg

『父親たちの星条旗』 ( Flags of Our Fathers )
監督 : Clint Eastwood
出演 : Ryan Phillippe , Jesse Bradford , Adam Beach 他
( 2006 )

- Story -
第二次世界大戦の重大な転機となった硫黄島の戦いで、米軍兵士たちはその勝利のシンボル
として摺鉢山に星条旗を掲げる。しかし、この光景は長引く戦争に疲れたアメリカ国民の士気を
高めるために利用され、旗を掲げる6人の兵士、ジョン・ブラッドリー(ライアン・フィリップ)らはた
ちまち英雄に祭り上げられる。


戦争映画というのはとても難しいジャンルの映画だと思う。まず、圧倒的なリアリティを求められる
し、極限状態を画面で表現しなければならない。身も蓋も無い言い方をすればその時点で制作費
が膨大なものとなってしまう。それに加えて兵士の苦悩、現状に対するアンチテーゼ、正確な歴史
認識まで求められる。一切の嘘が通じないのだ。だから戦争映画の8割は面白くない。面白くない
戦争映画の多くは単なるド派手なアクション、お国万歳、気の抜けた台詞、このうちのどれか(また
は全部)で覆い尽くされている。だから戦争映画を見るというのは、重い現実を受け止めるというの
という理由とは別に緊張感を持って見なければならない。さて、そこでこの「父親たちの星条旗」。
結果から言ってしまえば、これは「プライベートライアン」「ブラックホークダウン」以来の傑作だ。

まず頭を殴られたようなショックを受けたのは戦闘シーン。さすが「プライベートライアン」のスピル
バーグが制作がかかわったということで張り詰める緊張感には圧倒された。特に硫黄島上陸シー
ンの迫力は映画館でなければ100%感じ取ることは出来ないだろう(その分見る人を選んでしまう
かもしれない)。ただこの映画が素晴らしいのは戦闘シーンだけじゃない。クリント・イーストウッド
という人間の戦争に対する誠実さがこの映画からは溢れ出している。公式ページで見られる発言
にこう書いてある。「私が見て育った戦争映画の多くは、どちらかが悪正義で、どちらかが悪だと
描いていた。しかし、人生も戦争も、そういうものではないのです。」これは試合で敗北したボクサ
ーの人生とは何か描いた「ミリオンダラーベイビー」から引き継いでいるイーストウッド監督の現在
のテーマだ。この映画でも、国旗を掲げ英雄視された兵士の苦悩を描くと共に、政府の欺瞞に満
ちたキャンペーンを辛辣に批判している。アメリカ人監督にも関わらず、こういった姿勢を提示でき
るというのは本当に素晴らしい。

唯一苦言を呈するとすれば、あまりにもドキュメンタリータッチに描きすぎて、登場人物に感情移入
できず、映画的な盛り上がりに欠けることだろうか。確かにラスト30分からエンドロールにかけての
イーストウッド監督らしい「乾いた」映像はすごく印象的であった(このときのギター一本のBGMが
最高)が、映画中盤で本国と戦地を交互に描いていくところは人によっては混乱してしまうかもしれ
ない。ただ、その辺の「人間ドラマ」という部分は後編である「硫黄島からの手紙」を期待したい。今
作で徹底的に排除されていた「日本人の顔」にも迫ることが出来ているだろう。つまり、二つで一つ、
2作を見てからこそこの映画を正しく評価できるのかもしれない。

戦争と英雄、歓迎と苦悩、人間存在とは何なのか、臆することなく浮き彫りにした傑作。
秋の夜長にゃエレクトロニカ
2006年 11月 04日 (土) 21:34 | 編集
まだ昼は暑いですが、夜はすっかり秋を感じられるぐらい涼しくなりましたね。日の入りの時間も
早くなっちゃって夜が長くなりましたし。こういう季節に聴く音楽はやっぱりエレクトロニカ(という
よりクラブミュージック)でしょう!もう終わったと言われて久しいエレクトロニカですが、個人的に
は毎年良い作品が必ずリリースされていると思います。というわけで今回は今年リリースされた
クラブミュージック作品の中から自分がレジへ持っていった一部を紹介します!ドウゾ。


" Body Riddle " / Clark

名義をChris ClarkからClarkへ変えてのアルバム。相変わらずワープ・レーベルらしいエレクトロ
ニカ・ワールドが広がっております。Aphex Twinを思わせるような変則的なブレイクビーツを基本
としながらもその上に上モノのメロディが乗り、あっという間に異世界へ連れて行かれる。それに
加え今作では生音や、やたらアナログ的なシンセの音なんかが加えられいて、なんだかノスタル
ジックな雰囲気もするし。前作聴いても思ったけど、この人の音楽って全てが詰まっているような
気がする。美しさも激しさも、狂気も儚さも、暗さも明るさも。ホントに出会ってよかったと思える人
だね、この人は。文句なしにオススメ、是非聴いてみて。
      


" Hello Everything " / Squarepusher

お次もワープレコード所属のスクエアープッシャーによるの2年ぶりの作品。前作がもうとんでもな
い作品(プラス方向で)だったので今作のあまりの手癖で作った感に若干拍子抜けしてしまった。
前作の暗く、今にも崩れ落ちそうな感覚は意図的に排除され、今作は非常にメロディアスで聴きや
すい。その分最初はガッカリしたけど、だんだん聴いていくうちにこのユルさ加減も好きになってき
た。まぁ元々色んなことが出来る人なのでこの人の作品を物語的に捉えることも無いし、事実、
次は全くどうなるか分からない。



" Hello Waveforms " / William Orbit

アンビエント・ミュージック界の大物ウィリアムオービットの6年ぶり(寡作家なんだね意外と)の作
品。とはいってもちゃんと作品を聴くのは初めて・・・。ただロック界ではBlurの"13"やMadonnaの
"Ray Of Light"の素晴らしいプロデュースワークでよく知られていたのだけれど。で、肝心の出来
はというと、今まで聴いてこなかった自分を叱りたくなるほど完成度が高い。やっぱりアンビエント
の魅力って何かと聞かれれば「連れて行く」ことだと思ってて。非日常から抜け出していかに異世
界をフワフワ旅させるか、そこで腕が試される。その意味では彼の作品は文字通り夢世界へ旅さ
せてくれるし(笑)、ものすごく聴きやすい。あと、こういうのって退屈になりがちだけどそんなことも
無く。と、アンビエントに関してはド素人の自分が書いてみました。ジャケも今年一番ってぐらいに
キレイ。もちろんうちのラックでは面出ししております。



" Koop Islands " / Koop

スウェーデン出身のクラブ・ジャズを奏でる二人組の4年ぶりの3rd。今まで色々な音楽を「オシャ
レ」と評してきたけれど、これだけはハッキリ言っておきたい。これをオシャレと呼ばずに何をオシ
ャレと呼ぶのか、そう言いたい位センスあふれる音楽で軽やかだ。スウィングジャズが光るポップ
な出来で、町を歩きながら聴いていると映画のワンシーンの如く軽快なステップでも踏みたくなる
(実際には周りの目が気になって出来ないんだけど)。ジャズには明るくないので音楽的なレビュ
ーは出来ないけどこう書くとイメージしやすいだろうか。「戦前を描いた映画のパーティーなんか
でかかっている音楽」。実際に30~50年代のジャズをテーマにしているみたいだし、あながち間違
っても無いのかも。上の一枚とは違ってジャケは異常に気持ち悪いけど中身は保証付の一枚(笑)



" The Garden " / Zero 7

3rdアルバム。日本では殆ど知られてないか又はレディオヘッドのリミックスで有名ですが(どっち
じゃい)、本国では初登場4位を獲得するほど人気のユニット。最早クラブミュージック、それにチ
ル・アウトというジャンル分けを飛び越えてしまうぐらい生音や歌声を導入し、ポップに、そして晴れ
やかになった今作。何となく公園の噴水や緑を連想させるのはタイトルのせいだろうか、この全体
に感じられる開放感のせいだろうか。どちらにせよこれが今の時代に人気を得ているというのが良
く分かる気がする。ビート感も前作までと異なり非常に軽快で個人的には好み。英国らしい一枚。



" Info Freak Out " / The Samos

このアルバムはダウンロード限定でちゃんとCDでリリースされていないのでここで紹介するのは
止めようと思っていた。でも自分が尊敬して止まない元SBKのSHIGEOのプロジェクトだし、こうい
う記事じゃないと紹介できそうに無いから書くことにした。SBKの休止(解散?)以来、moldへ活動
の中心をシフトさせてきたSHIGEOがまさかこのタイミングで新しいプロジェクトを始動させるとは
思ってなかった。しかもこんなに聴きやすくて、歌モノのやつ。しかもバンド形式。今でもその類稀
なセンスは鈍っていないようで、ニューウェイブサウンドを独自のダンスミュージックに構築し直し
ているのはさすが。やっぱお洒落さんやねこの人は。そろそろ地上に出てきてもいいのでは?


まだまだ紹介したいCDはありますがもうさすがに長くなりすぎたのでここらでお開き!
皆さんはどのアルバムに興味をもたれましたでしょうか?
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