Deep Impact
音楽全般を扱っています。主に邦楽、洋楽のディスクレビュー。たまに暴走に走ります。
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[Column] Albums Of The Year 2013
2014年 01月 02日 (木) 08:09 | 編集
あけましておめでとうございます。2014年もよろしくお願いいたします。
ブログは相変わらず年一回更新となっていますが、Twitterなどでは呟いております。

遅ればせながら2013年の年間ベストアルバムを発表します。
例年通りNo.20まで短いコメント付きで紹介させていただきます。それではドウゾ。

...Like Clockwork
No.01 : " ...Like Clockwork " /
Queens of the Stone Age




決して「2013年の音」にはなっていないような気はするのですが、とてもバランスが良いアルバムで何度もリピートしてしまったので今年はコレです。メジャー/アンダーグラウンド感、洗練/粗さ、メロディアスさ、アルバムとしての流れなど、どこを切っても本当にバランスが良くて聴きやすいうえに奥が深い(アートワークもカッコいい!)。ゲスト陣もデイヴ・グロール、トレント・レズナー、エルトン・ジョン、ジョン・セオドアなど非常に豪華で、景気が良くて良いんじゃないでしょうか。
巧いバンドは数あれど、こういった「色気」を出せるバンドってなかなか居ないですよね。しかもちょっと枯れている感じがするのもまた良いんですよねぇ。ドデカい音で聴くと非常に気持ちいいので是非お試しを。


Random Access Memories
No.02 : " Random Access Memories " / Daft Punk




EDMへの回答だとか色々話題になりましたが、やっぱり大好きダフト・パンク。才能ある人がお金と時間を掛けるととんでもないものが出来るんですね。頑なに、職人的にアナログで生音重視。一番ぐっと来たのは、もう戻ってこないと分かっていながら20世紀へのノスタルジーを隠しきれない物悲しさが感じられるところでしょうか。"Get Lucky"に代表されるように結構ノリが良いポップな曲も多い今作ですが、全体としては哀愁が漂ってますね。
個人的には、大好きな映画「ファントム・オブ・パラダイス」を明らかに意識した"Touch"が白眉だと思います。


5TH DIMENSION【アマゾンオリジナル絵柄トレカ特典付き】(初回限定盤A)
No.03 : " 5TH DIMENSION " / ももいろクローバーZ




ももクロさんに関しては完全に客観的に評価できないところまで来てしまったのですが・・・それでもやっぱり凄いと思いますこのアルバムは。EDMやメタル、ファンク、ヒップホップなどジャンルがごちゃ混ぜなミクスチャー感が好みなのは勿論のこと、完全には歌いこなせていない歌が乗ることによってエモーションとか熱量が倍増されています。売れていないと作れないし、売れていても守りに入っていれば作れないし、メンバーだけではないチームももクロの制作陣の気合を感じます。
「おもちゃ箱をひっくり返したような」という形容詞のつくアルバムが大好物な方は一聴の価値ありです。ちなみに私は夏菜子(赤)推しです。


R Plus Seven [輸入盤CD / 豪華デジパック仕様] (WARPCD240)
No.04 : " R Plus Seven " / Oneohtrix Point Never




電子音楽界ははるか昔に発明の時期は終わっていて、今はどれだけコラージュが優れているかの勝負かと思っているんですが(ダフトパンクはそこからも抜けちゃっていますが)、これはその最高峰と言えるものではないですかね。そして妙にセンチメンタルな感じがAphex Twinと比較されている所以でしょう。


Reflektor
No.05 : " Reflektor " / Arcade Fire




正直皆さんほどの思い入れは無いのですが、今作の中毒性は凄まじいものがあります。ビートの反復が出す陶酔感と、歌の熱さが相まって「気持ちいいー!」ことこの上ないです。フジロックで夜に観たらかなり非日常感がありそうで良いですね。


Melt Yourself Down
No.06 : " Melt Yourself Down " / Melt Yourself Down




やっと出たアルバム。雑に言えば「変態ファンク」ということなんですけど、こちらもごった煮なサウンドがたまらないです。フジの昼間とかに出てくれたら最高だと思うんですよね。


VAPOR CITY [輸入盤CD] (ZENCD200)
No.07 : " Vapor City " / Machinedrum




今年初めて聴いて過去作も遡っているんですが、明らかにダブステップ以降で覚醒した感じがありますね。ダブステップ自体はちょっと終わりかけてますが、今作はベテランならではの色々な要素を持っているので飽きません。前作と共に本当によく聴いていました。


date course
No.08 : " date cource " / lyrical school




シングルを聴いただけだとピンとこなかったんですが、アルバムで通して聴いて「確変した!」と思ってしまいました。朝から夜へと場面が変わっていくアルバムとしての流れが完璧です。アイドルヒップホップとしてはレーベルメイトであるライムベリーのアルバムにも期待です。ジャケットも素晴らしいです!


Melody Palette
No.09 : " Melody Palette " / Negicco




イントロからやられますよね、このアルバム。本当に良質なポップソング集です。曲も声質に合っていて、作曲陣の愛を感じます。主張しすぎていないけれども、歌も上手いですよね。ライヴのピースフルな感じも良くて、知れば知るほど好きになっていきますね。


Lightning Bolt
No.10 : " Lightning Bolt " / Pearl Jam




あんまりベストに挙げている人を見ませんが、本当に素晴らしいロックバンドですねぇ。やっていることはデビュー当時から変わっていないといえば変わっていないんですが、年輪が出て渋くなっていて泣けてきます。いいから早く日本に来てほしいです。


Surfbank Social Club
No.11 : " Surfbank Social Club " / 一十三十一




今まで名前は知っていても聴いたことなかったんですが、聴いてぶったまげました。ジャンルで括るとアーバンなポップスで、聴く度に2013年の夏を思い出しそうなぐらい感情にこびりつく感じがあります。きっと夏が来る度に聴くんでしょう、そうでしょう。


Colonial Patterns
No.12 : " Colonial Patterns " / Huerco S.




Oneohtrix Point Neverのレーベルの方です。これといって派手さは無いんですが、モクモクしている感じのアンビエントがお好きなら。かなり好みによって感想が変わる作品だと思っていて、人によってはただ単に退屈に感じるかもしれません。


Matangi
No.13 : " Matangi" / M.I.A.




前作があまり好みではなかったので期待していなかったんですが、聴いてみたらあらびっくり良いじゃないですか。初期の緩さが戻りつつ、印象的なフレーズが各曲にあって癖になります。やっぱり何事も力みすぎない方が良いですね。


Hesitation Marks(デラックス盤)
14. " Hesitation Marks " / Nine Inch Nails




フジロックのハイパーパフォーマンスが印象的過ぎて、アルバムは意外とあっさりで拍子抜けした感はありましたが、それでも大好きだぁ!やっぱりNINには特別な思いがありますね。このアルバムを聴いて思ったのはトレントさんまだまだイケるじゃんということで、40過ぎても過ぎたなりのNINの形があって嬉しい限りです。


Wenu Wenu
15. " Wenu Wenu " / Omar Souleyman




今年初めて聴いたのですが、笑っちゃうぐらい今までに聴いたことが無いサウンドで最初は「?」となりました。でも妙にポップで、段々とのめり込んで行ってしまう不思議。シリア出身ということでモロに中東をイメージさせる感じなんですが、民族音楽とも違うバランスで一度聴いたら忘れないと思います。


Overgrown
16. " Overgrown " / James Blake




エレグラではすっかりアイドル化していたジェームスさんですが、2枚目でも全然クオリティ落ちてないのは凄いですねー。ダブステップ感は鳴りを潜め、より歌を押し出したアルバムですが、その歌が全然普通じゃないのが良いです。早くも次期待しちゃってます。


Modern Vampires of the City
17. " Modern Vampires Of The City " / Vampire Weekend




みんな大好き、Vampire Weekend。やはりこのラインナップだと最も2013年を代表する音になるんでしょうか。過去の音楽からの影響を出しつつ、ポップで、そして一筋縄ではいかない曲構成、そりゃみんな好きになるよなー。フジで2回ほど観ましたが、今年は相当成熟を感じましたので次はトリで良いと思います。


Apocalypse [輸入盤CD] (BFCD040)
18. " Apocalypse " / Thundercat




Flying Lotus主宰のBrainfeederからのリリースです。わざわざ言う必要ないかもしれませんが、Flying Lotus好きならマストです。凄腕ベースプレイヤーの作品で確かにベースは気持ちいいんですが、それだけじゃなくて歌モノだったり、コズミックな雰囲気だったり難しい作品じゃないのが良いですね。


THR!!!ER [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] 期間限定廉価盤 (BRC370X)
19. " THR!!!ER " / !!!




ライブでは相変わらず短パンで意味わからないダンスやってましたが、作品はかなり洗練されてます。以前の高密度ファンク路線ももちろん大好きですが、こちらはこちらで全然ありですね!


Tales of Us
20. " Tales Of Us "/ Goldfrapp




全く話題になっていないですが、好きなものは好きなんですね。1stの退廃さと4thの生音がより耽美に奏でられる、完全に俺得な一枚です。チャート的にはどうか知りませんが、やっぱり80's感あるエレクトロポップ路線よりもこっちの方が好みですねぇ。この人達って一時期のBeckみたいなアルバムのリリースの仕方してますね。



以上、2013年の年間ベストアルバムでした。次点としてはVondelpark、Moderat、私立恵比寿中学、Depeche Mode辺りですかね。
今年はなんと言ってもアイドルを聴き始めたことが個人的には大事件で、本当に面白いシーンになっていたんだなぁ、もっと早くから聴いておけば良かったなと反省しました。元々ミクスチャーから音楽を好きになった人間なので、ある意味アイドルは究極のミクスチャーですからハマるのも必然だったのかと。一方で、やはりシングル市場が多数を占めているのも事実で、アルバムとしてちゃんと聴ける作品は思ったよりも多くないのかなというのが正直なところ(アルバムで聴くこと自体がアナクロなのかもしれませんが)。2014年はチームしゃちほこやBABYMETALなどの新世代のアルバムが期待される一方で、体力のないグループはどんどん解散していく年になるかと思います。現場も含めて、まだまだ追っていきたいと思います。
洋楽としては時代を代表する音はほとんど無くなっていて、個々のアーティストがそれぞれにやりたいことをやるのが当たり前になってきたのかなぁといった印象を持ちました。しいて言えばEDMがそれに当たるのかもしれませんけど、あれはあっという間に収束するだろうことが目に見えているので・・・。

兎に角、2014年もよろしくお願いいたします。
Comment
この記事へのコメント
個人的にはダブステップが終わったことが悲しい一年でした。去年あたりから耳の早い人が多いネットの世界ではダブステップはもう終わりだと言われていましたけれども、今年は本格的に終わった感じがしました。
次は何を聞いたら良いのか。
トラップ、ジューク、ダークコア、EDM…シーンに息吹く新しい音楽はあるにはあるけれど、どれもチルウェイブやバイパーウェイブ並みに小さなムーブメントになりそうで。ダークコアなんて実質最近のジャンルじゃないですしね。
なんだか脱力感が大きいです。
2014/ 01/ 02 (木) 11: 32: 25 | URL | 英人(=かおもじ) # -[ 編集 ]
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